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水谷:野鳩の水谷です。よろしくお願いします。
堤:すいません、皆さんはおいくつぐらいなんですか?
水谷:えっとですね。今年27から29くらいです。
堤:あの、妹で出てきた幼そうに見える子たちも?
水谷:片方が27で片方が29です(笑)。
堤:普段からああいう役というわけではなくて、もっと年のとった役とかも、色々皆さんやってらっしゃるんですよね?
水谷:そういうものもしたいんですけど、書くと中学生がどうしても出てきてしまいまして。なんで大体みんな中学生。
堤:それは皆さんのルックスとかキャラクターがそうだから、そういうドラマに設定している?
水谷:ではないですね。
堤:ご自身でそういう世界を描きたいから、そうしている?
水谷:そうです。
堤:大阪芸大ご出身で、役者さんもあえてあまり演技のやったことない人を起用したいと思うところをちょっと説明していただけますか?
水谷:やはり演技経験者ですと、いわゆる僕が思う、好きじゃない演劇の癖というか、熱い感じとか台詞の言い回しとかがあるんで、そういうもののない人とやりたいんで。
坂口:今みたいなスタイルの演劇にたどり着いたというか、紆余曲折みたいなものはあるんですか?
水谷:あんまりないです。
坂口:今のお芝居があんまり好きじゃないとか。今、巷にこう、ある。
水谷:ああ、はい。なんか自分で心地よいものを作っていったらこうなったという感じですね。
坂口:最初からこういう感じで、
水谷:はい。こんな感じですね。
伊藤:いっつも方言みたいな言葉でしゃべってるんですか? どこの方言なんですか?
水谷:そうですね。どこっていうのは特に限定はしてないんですけど、個人的には広島とか九州とかそういう言葉が好きです。あとは富山とか。いろんなとこ混ぜて作ってます。
伊藤:なんか、とても不思議な、ヘーイとか動きをしていることが多かったんですけど、そういう癖のある人がいらっしゃるんですか? それともご自身で何か動きつけたりしてるんですか?
水谷:僕がつけます。
伊藤:不思議で好きでした。
堤:役者さんたちは、例えば演技のトレーニングを受けてない人を起用してらっしゃるんだけれども、そういう役者さんたちが、本人たちはどう思ってやってらっしゃるんでしょうね? 人前で見せなくちゃいけないわけですよね? 納得してやっているのか、よく分からないままやっているのか、どうなんでしょう?
水谷:演劇をすること自体がですか?
堤:要するに、普通のトレーニングを受けてない役者が、役者というか出演者として人前で何かやるというか。
水谷:何も問題ないと思いますけど。
堤:分かりました。
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