JAGDA新人賞展2018
1978年に発足した公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(略称JAGDA)は、現在、会員数約3,000名を誇るアジア最大規模のデザイン団体として、年鑑『 Graphic Design in Japan 』の発行や展覧会・セミナーの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、デザインによるコミュニケーション環境の向上のために様々な活動をおこなっています。
また、毎年、『 Graphic Design in Japan 』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を贈っています。この賞は1983年来、デザイナーの登竜門として、いまや第一線で活躍する107名のデザイナーを輩出し、デザイン・広告関係者の注目を集めています。36回目となる今回は、新人賞対象者152名の中から厳正な選考の結果、金井あき・花原正基・福澤卓馬の3名が選ばれました。
本展では、3名の受賞作品および近作を、ポスター・プロダクト・小型グラフィック、映像を中心に展示いたします。コクヨに在籍し、自社のライフスタイルショップやデザイン賞のアートディレクションなど、インハウスデザイナーとして活躍の幅を広げる金井あき。資生堂で、企業や商品のデザイン・ブランディングを通して、美とクリエイションの実験と実践を行う花原正基。デザイン会社ドラフトで、自社ブランド「D-BROS」の商品開発・デザインをしながら、他企業の広告のアートディレクションも数多く手がける福澤卓馬。
3名それぞれによる、デザインと取り組みをご紹介いたします。
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■授賞式
2018年6月29日(金)新潟にて実施予定〈2018年度JAGDA通常総会会場〉
■巡回展
大阪、新潟、熊本、愛知、滋賀に巡回予定
■新人賞作品掲載誌
6月発行予定のJAGDAの年鑑『Graphic Design in Japan 2018』巻頭に掲載します。
本書は、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介する書籍として、1981年創刊。毎年、JAGDA会員の作品を募集・選考し、過去1年間の優れた仕事を掲載しています。(発売:六耀社/予価:16,200円)