CREATION Project 2013
180人のクリエイターとウェットスーツメーカーがつくる
みなさまからお預かりした販売収益金は、岩手、宮城、福島の各県が設置した「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ、震災により親を失った子どもたちを支援するために寄付させていただきました。
未来ある子どもたちが社会人として独り立ちするまで、安定した生活を送り、学業やスポーツ、文化活動等に励むことができるよう、長期的・継続的な支援に役立てていただければと考えております。
チャリティーにご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
[寄付先と金額]
岩手県「いわての学び希望基金」590,000円
宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」590,000円
福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」590,000円
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合計 1,770,000円(2014年9月26日振込)
なお、巡回展の寄付につきましては、各開催地で管理し、直接寄付先にお渡しいただいております。
ウェットスーツ産業がさかんな港町、宮城県石巻。今回のプロジェクトは、マリンスポーツ用ウェットスーツで国内トップシェアを誇るモビーディックと、小さなバッグを作ります。
地元漁業者への潜水器材の供給からはじまったモビーディックは、オーダーメイドのウェットスーツを主力とする、今年で創業50周年を迎える会社です。2011年の東日本大震災では、津波で倉庫や協力会社の工場が全壊するなど被害を受けましたが、いちはやく本社・工場の再開に努めました。また、仮設住宅で生活する方々に、ウェットスーツの端切れを利用したアクセサリー商品の製作を委託し、雇用機会を創出するなど、地元企業として復興の大きな力になってきました。
今回のプロジェクトでは、モビーディックとウェットスーツ用の生地を使ったオリジナルバッグを企画しました。海中で人体を保護するためのウェットスーツ。このゴム製の素材が持つ防水性とクッション性により、雨などのちょっとした水濡れや衝撃から、中に入れた大切なものを守ってくれるバッグです。
会場では、国内外の若手からトップクリエイターまで、180人がデザインした180種類のバッグを展示。1点5,000円(税込)で予約注文販売します。そして、この生産工程の一部分は、仮設住宅で暮らす方々にも委託され、ひとつひとつ手作業で仕上げられます。
ひとりでも多くの方がバッグを使うことで、地域の仕事につながればと考えています。
バッグの販売収益金は、被災地の子どもたちを支援するために寄付させていただきます。
この機会に、多くの方がチャリティーにご参加くださることを願っています
この度は、「Creation Project」参加へのお誘いをいただきまして大変ありがとうございました。
言うまでもなく企業は社員と地元地域に支えられて成り立っています。
今回の震災では当社の約半数の社員が被災し物心ともに傷つきました。
また地域のダメージは計り知れないものがありました。
社員と地域を守ることは慈善などと言う綺麗ごとではなく会社を守るために必要なことでした。
絶対に負けない―負けるわけにはいかない―そう言い聞かせながらやってきました。
この「石巻ちゃっこいバッグ展」企画に勇気づけられ、社員一同、誇りと喜びを持って一つ一つ大切に製作させていただきます。
作品を提供してくださったクリエイターの皆様をはじめ、ご協力いただいたすべての方々に感謝申し上げます。
株式会社モビーディック
代表取締役社長 保田守
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石巻復興の取り組みのご紹介として、石巻工房の家具をクリエイションギャラリーG8で展示しています。
石巻工房は、2011年初夏、復興後も長期に渡り存続できる「地域のものづくりのための場」として発足し、当初は地元の人々や高校生を巻き込みながら、家の修繕や生活必需品の制作を行うためのDIYワークショップとして活動を始めました。2011年夏にアメリカの家具メーカー、ハーマンミラー社の協力によって世界的な家具職人が石巻に滞在し、工房長の千葉隆博氏をはじめ、地元の有志がその技術を伝承。以後は建築家やデザイナーが手がけた商品を工房で制作し、全国に向けて販売しています。
協力
ISHINOMAKI 2.0 、飯田昭雄、芦沢啓治(芦沢啓治建築設計事務所)
バッグ
生地:クロロプレン80%、ポリエステル20%
サイズ:130(天地)×230(左右)×50(マチ)mm
内ポケット付き、ショルダーひも取り外し可
販売
展覧会会期中、各会場およびウェブサイトにて予約注文販売
販売価格:5,000円(税込)
予約注文後、製作いたします。お届けは、来年5月末を予定しております。
※全作品を収録したパンフレットを1冊500円(税込)で販売いたします。
寄付先
収益金(売上から製作費・送料をひいたもの=1点あたり500円を寄付予定)は、
「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、
「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ寄付させていただきます。
主催・会場
クリエイションギャラリーG8
〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
TEL 03-6835-2260
ガーディアン・ガーデン
〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F
TEL 03-5568-8818
製作
株式会社モビーディック
展示協力
石巻工房
CREATION Projectとは
多くの方々にアートやデザインの楽しさを感じてもらおうと、1990年からはじまった毎年恒例のチャリティー企画展。2つのギャラリーと交流のあるクリエイターの方々にボランティアで制作していただいた作品を展示・販売し、収益金をチャリティーとして寄付してきました。2009年より、「CREATION Project」と題し、デザインの力による豊かな生活の提案を目指しています。2011年の東日本大震災以降は、被災した地域の産業を応援したいと、東北での物づくりにこだわり、2011年「印染トートバッグ」(岩手・宮城・福島・茨城)、2012年「アロハシャツ」(福島)に続き、2013年は「石巻バッグ」(宮城)を開催。
※2011年開催の「印染トートバッグ」は、会期中、2,506枚を販売、昨年の「アロハシャツ」は1,351着を販売。2年間で合計600万円を被災地の子どもたちを支援するために寄付させていただきました。
2011年開催 印染トートバッグ展
2012年開催 アロハシャツ展
出品作家
クリエイションギャラリーG8
青木克憲 秋山孝 浅葉克己 池澤樹 居山浩二 色部義昭 上田三根子 宇野亜喜良 えぐちりか 遠藤享 太田徹也 岡田善敬 岡室健 小田桐昭 小野勇介 柿木原政広 葛西薫 勝井三雄 上條喬久 菊地敦己 木住野彰悟 木下勝弘 草谷隆文 久保悟 軍司匡寛 小杉幸一 |
古平正義 小林洋介 近藤ちはる 榮良太 左合ひとみ ささめやゆき 佐藤晃一 佐藤卓 佐野研二郎 澤田泰廣 下谷二助 新村則人 鈴木守 関本明子 副田高行 大黒大悟 高井薫 高田唯 髙谷廉 田中義久 田中竜介 田中良治 谷口広樹 天宅正 内藤昇 永井一史 |
永井一正 永井裕明 中川憲造 ナガクラトモヒコ 中島信也 中嶋貴久 長嶋りかこ 仲條正義 長友啓典 中山尚子 薙野たかひろ はせがわさとし 服部一成 林規章 原耕一 日髙英輝 日比野克彦 ひびのこづえ 平野篤史 平野敬子 平林奈緒美 平松尚樹 ヒロ杉山 福岡南央子 福島治 藤枝リュウジ |
松永真 丸橋桂 三木健 水野学 峰岸達 宮田裕美詠 八木秀人 箭内道彦 矢萩喜從郎 矢吹申彦 山口はるみ 山田英二 山本タカト ユムラタラ 湯村輝彦 蓬田やすひろ 若尾真一郎 和田誠 ワビサビ アラン・チャン スタシス・エイドリゲヴィチウス フィリップ・ワイズベッカー リチャード・ケール ロドニー・グリーンブラット |
ガーディアン・ガーデン
秋山花 ASADA 網谷英志 雨宮庸介 飯田竜太 石川マサル 石原一博 板倉敬子 イトオハジメ 上田風子 大小島真木 大島慶一郎 大嶋奈都子 小川雄太郎 奥原しんこ 尾崎仁美 小野寺奈緒 我喜屋位瑳務 片岡紗貴子 川島沙紀子 きたざわけんじ 北村人 |
木村晴美 qp 久保田珠美 黒田潔 ケッソクヒデキ 甲賀正彦 香本正樹 小阪淳 齊藤彩 齋藤浩 斉藤涼平 榊原美土里 宍戸未林 清水雄介 下野薫子 末房志野 末宗美香子 杉本マコト 杉山実 瀬上マキ 大門光 たかくらかずき |
田頭慎太郎 武田厚志 田中豪 玉置太一 中垣ゆたか 仲子来未 ナガバサヨ 長浜孝広 nakaban 中村ゆずこ 成田久 西岡健 西谷直子 橋本祐治 服部公太郎 早崎真奈美 樋口佳絵 百田達三 福田忍 太湯雅晴 古谷萌 細川貴恵 |
本濃研太 町田尚子 松上剛 mayu 水野健一郎 溝端貢 宮下良介 安田暁 柳澤暁子 矢野大二郎 山下浩介 山本ヒロキ YUKARINA LEIKA LEE |