安比高原シンボルマーク 1982年





 亀倉雄策は、東京オリンピック、大阪万国博覧会のポスターやNTT、グッドデザインのシンボルマークなどの傑作を手がけた、日本のグラフィックデザイン 界を代表するデザイナーです。その亀倉雄策が1997年に急逝し、早くも10年が経とうとしています。これまでも数多くの展覧会が各地で行われてきました が、今回、没後10年展を、亀倉の最大の遺産であり、思い出の仕事となった安比高原で開催することになりました。  安比高原は、亀倉雄策が世界トップクラスのスキー場をめざし、建築家谷口吉生らの協力を得て作り上げた大規模なリゾートです。スキー場のコース設計か ら、エリア内の建築物、インテリア、サイン計画、店舗のロゴタイプなど、すべて亀倉の手によるもので、グラフィックデザイナーが関与した建造物としては、 最大規模を誇るものといえるでしょう。  しかし、30年近い歳月をかけて作り上げたこの安比高原を亀倉自身ほとんど公に語ることもなく、彼の業績としてはあまり光を浴びたことがありませんでし た。この仕事はやはり、グラフィックデザイナー亀倉雄策にとっては余技のようなものだったのかもしれません。しかし、この地に立てば、建物のカラーリング や各種のロゴタイプなど、亀倉デザインそのものが目に飛び込んできます。  この安比高原を亀倉の大きな遺産として再発見していただくと同時に、ホテル内に代表的なグラフィック作品を運び込んで一大展示を試みます。ぜひ、この機 会に安比高原で亀倉雄策の偉大なデザインの足跡をご覧いただきたいと思います。会期中5月19日には、追悼レセプションも行います。

亀倉雄策没後10年記念展実行委員会


EXPO'70 1967年   ヒロシマ・アピールズ 1983年





NTT 1985年   グッドデザイン 1959年   トステム 1985年   明治製菓 1971年




会 期
2007年5月18日(金)〜6月3日(日)
10:00a.m.〜5:00p.m.

プレオープン(ポスター展示のみ)
2007年4月28日(土)より

追悼レセプション
5月19日(土)7:00p.m.〜9:00p.m. 
ホテル安比グランド本館にて

会 場     
〒028-7396 岩手県八幡平市安比高原 
ホテル安比グランド  TEL 0195-73-5011 
http://www.appi.co.jp

主 催:亀倉雄策没後10年記念展実行委員会

協 賛:株式会社ノエビア、株式会社リクルート、凸版印刷株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社竹尾

協 力:株式会社岩手ホテル&リゾート、新潟県立近代美術館、トステム株式会社、株式会社ニコン、明治製菓株式会社、ヤマギワ株式会社、谷口建築設計事務所、亀倉雄策資料室

後 援:社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)、岩手日報、NHK盛岡放送局、テレビ岩手、IBC岩手放送、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、FM岩手

展示内容
●グラフィック作品=ポスター100点、パッケージ、ブックデザイン、ロゴタイプデザイン、デザイン誌「クリエイション」など
●安比関連作品=ラフスケッチやメモ、写真でみる開発風景、サイン・色彩計画、インテリア、商品開発、ネーミングなど
●映像でみる亀倉雄策など

展覧会実行委員会
青葉益輝、浅葉克己、勝井三雄、上條喬久、サイトウマコト、佐藤晃一、永井一正、仲條正義、中村誠、原研哉、福田繁雄、松永真 ※敬称略・五十音順

委員会事務局
亀倉雄策賞事務局、JAGDA事務局、株式会社ノエビア宣伝部、クリエイションギャラリーG8

関連企画
亀倉雄策没後10年記念展IN銀座(ノエビア銀座ギャラリー)
「知られざる亀倉雄策の晩年の素顔」6月中旬予定

お問い合わせ先(展覧会実行委員会事務局)
株式会社リクルート 
リクルートクリエイティブセンター
(クリエイションギャラリーG8) 
小高・龍田  
TEL 03-3575-7074 FAX 03-3575-7077 




レセプションツアー
(このツアーは、岩手ホテル&リゾートとJTB法人東京のご協力により、特別価格でご提供しています)

日程:5月19日(土)〜20日(日)1泊2日


ツアー基本料金:お一人様34,600円より
(東京〜安比=新幹線、バス利用往復交通費、宿泊費、レセプション参加費、朝食代含む)


スチューデントバスツアー:お一人様22,800円より
(東京〜安比=バス往復交通費、ヴィラ1室5名利用宿泊費、レセプション参加費、朝食代含む)


2日目オプション:
散策コース=ブナの二次林散策
(ゴンドラ・インストラクター・昼食付)2,100円
ゴルフコース=安比高原ゴルフクラブ
(キャディー・昼食付)16,000円


申込み締切:4月20日(金)まで/定員150名

その他、宿泊のみの利用など、別途設定しています。

詳細、JTB法人東京までお問い合わせください。


ツアーの問い合わせ・申込み:

株式会社JTB法人東京 海外旅行虎ノ門支店 
担当:日賀野(ひがの)・清水 
tel. 03-5512-0530 fax.03-3504-0835 


ツアー内容・申し込み用紙は(pdf)

>>こちら





亀倉雄策 Yusaku Kamekura
1915年新潟生まれ。1933年日大二中を卒業し、太田英茂主宰の共同広告事務所に勤務。1935年新建築工芸学院でバウハウスの構成理論と方法論を学 ぶ。1938年に日本工房に入社、「NIPPON」や「カウパープ」など対外宣伝誌のアートディレクションを手がける。1951年日本宣伝美術会の設立に 参画。1960年日本デザインセンター設立に参画し、専務取締役に就任するが、1962年に独立して亀倉デザイン研究室を創設。1978年日本グラフィッ クデザイナー協会(JAGDA)設立に参加、以後16年間、会長を務めた。1970年代より安比高原のリゾート開発を手がけ、1998年の安比グランドア ネックス3の開業まで、コース設計から、エリア内の建築物などすべてのディレクションを手がけた。また、1989年より5年間で20冊のデザイン誌「クリ エイション」を刊行。日本のグラフィックデザイン史を築きあげたパイオニアであり、世界が注目するデザイナーであった亀倉雄策は、常にトップを走り続けた が、1997年5月11日急性肺炎のため永眠、82年の生涯を現役のまま幕を閉じた。代表作には、東京オリンピック、大阪万国博、名古屋デザイン博、ヒロ シマ・アピールズのポスターや、グッドデザイン、NTT、明治製菓、ニコン、ヤマギワ、プリンスホテルのシンボルマーク・ロゴタイプ等がある。主な受賞に 毎日産業デザイン賞、日宣美会員賞、ADC金賞・銀賞・銅賞・特別賞、講談社出版文化賞装丁賞、朝日賞、毎日芸術賞、銀花薫章、日本文化デザイン会議国際 文化デザイン大賞、毎日デザイン賞特別賞、海外では、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ芸術特別賞・金賞・銀賞・特別賞、ブルノ国際グラフィックデザイ ンビエンナーレブックデザイン部門銀賞・銅賞、ラハチ国際ポスタービエンナーレグランプリ、ほか多数。ワルシャワ美術アカデミー名誉博士号。紫綬褒章、金 色有功章、勲三等瑞宝章、1991年文化功労者。1993年ニューヨークADC と東京ADCの「Hall of Fame(殿堂入り)」に選ばれる。





 
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