イラストレーション 1998
これは「イラストレーション」(玄光社発行/隔月刊)が毎号誌上で行っているコンペ「ザ・チョイス」の年度賞の展覧会です。「ザ・チョイス」はプロ・アマチュアを問わない門戸の広い公募展で、イラストレーターを目指す新人の登竜門として定評があり、毎年約800名、3,000点にものぼる作品が寄せられます。この審査は大変ユニークで、毎号第一線で活躍するアーティスト、アートディレクターがたった「ひとり」で行い、作品はその名の通り「誰々のチョイス」として選に入るわけです。そして年度毎に、各号を担当した審査員6名が集まり、入選作品の中から大賞、優秀賞、入賞を決定します。
これらの作品を紹介するのが「ザ・チョイス大賞展」です。今年で15年目を迎え、日比野克彦(第1回)、渡辺宏(第4回)、竹屋すごろく(第8回)、大鹿智子(第10回)ら、多くのイラストレーターがここから巣立ち、プロとして活躍しています。
今年度も、大賞1名、優秀賞3名、入賞7名が決定いたしました。さらに今回は、個人的に評価の高かった作家4名に対して審査員賞が設けられました。会場では、入賞・入選者54名の作品110点を展示いたします。
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展示内容
1997年度「イラストレーション」(玄光社発行/隔月刊)の誌上コンペ 「ザ・チョイス」に入選した作家54名の作品110点を展示。
審査員(敬称略)
仲世朝子 荒井良二 高北幸矢 江並直美 合田佐和子 川上成夫