グレイッシュな深い色彩と素朴な筆遣いで静かな作品世界を描くささめやゆき氏。西洋の薫りを漂わせながらどこか懐かしい雰囲気を持つ作品は多くのファンを魅了しています。
ささめや氏は出版社勤務後、1970年渡仏。パリ、ニューヨークでの生活を経てフランスのシェルブール美術学校で絵を学び、1973年に帰国。「細谷正之」の名前で油絵、版画作品を発表してきました。イラストレーター「ささめやゆき」としての活動はこの15年ほどですが、60冊におよぶ絵本や書籍のイラストレーション、雑誌の表紙や装画など数多く手掛けています。
今回は、8年間にわたる月刊文芸誌「すばる」の表紙イラストレーションと、絵本の中から代表作数冊の原画を中心にご紹介します。
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展示内容
雑誌「すばる」の表紙イラストレーション、絵本の原画など約100点を展示。