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展覧会・イベント

上條喬久/カレンダーの仕事

  • 会期:2007.1.15 月 - 2.2 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.(水曜は8:30p.m.まで) 土曜・日曜・祝日休館 入場無料

一年の計は「カレンダー」にあり。多くの人は新しいカレンダーを部屋に飾り新しい年を迎えます。カレンダーが改まると、年が改まる実感が湧き、カレンダーによって予定を立て、夢を描きます。誕生日、旅行、デート、出張、会議、コンサート、展覧会、スポーツ、結婚式、仕事、約束、まさにカレンダーと共に生きています。人々は、社会は、大袈裟に言えば世界は、カレンダーを中心にして廻っています。しかし、悲しいことに、カレンダーは「生き物」です。年が改まると、旧年のカレンダーは不要となり見捨てられます。どれだけ一年間お世話になっても、ひっそりと消えて行く運命にあります。過ぎてしまった古いカレンダーを飾る人などどこにもいないでしょう。そんな理由からか、カレンダーはグラフィックデザインの分野では脇役的な存在でありました。注目されたり、スポットを浴びることが少なかったのです。そこで、今回、カレンダーのデザインで多くの実績を持つ上條喬久氏にご登場いただき、約20年間に渡る「カレンダーの仕事」にスポットを当てました。カレンダーの楽しさ、美しさ、そしてその魅力に、改めて注目して、お楽しみいただきたいと思います。

上條喬久

1940年東京生まれ。東京藝術大学工芸科卒業。'72年上條スタジオ設立・主宰。東京ADC会員、JAGDA理事。著書に『MAIL ART COLLECTION』、『WINDSCAPE MINDSCAPE』、『ゼロポイント・原点の風景』等がある。

展示内容
上條氏が手がけた約20年間に渡る「カレンダーの仕事」45点340枚の中から、約100枚を紹介。

主催
クリエイションギャラリーG8

協力
共同印刷 日本印刷新聞社