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展覧会・イベント

フィリップ・ワイズベッカー展「recollections」

  • 会期:2009.3.30 月 - 4.25 土
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

クリエイションギャラリーG8は、3月30日より、パリ、ニューヨーク、バルセロナを拠点にアーティスト、イラストレーターとして活躍するフィリップ・ワイズベッカー展を開催します。
私たちの日常にあって誰も気にとめない、しかし目立たないがゆえに、年月の試練に耐えて存在し続ける、無名のオブジェたち……。フィリップ・ワイズベッカーは、それらのオブジェの簡素な美しさを復元し、その記憶が永遠になるよう、紙や段ボール、鉛筆や定規を用い、シンプルかつ印象的に描いています。
展覧会では、ワイズベッカーが収集したオブジェを、ノートやシート、平面あるいは立体という形で回想、氏のそんな「リコレクション(recollection回想/re-collection再収集)」の数々を紹介します。
クリエイションギャラリーG8では、2000年に個展「SIMPLY PUT」を開催。日本で初めての発表でありながら、ワイズベッカーの作品は、デザインやイラストレーションの業界関係者や専門誌などで高い評価を得ました。その後、ワイズベッカーはフランス政府によるアーティスト・イン・レジデンス・プログラム「ヴィラ九条山」(京都)の招聘作家となり、4ヶ月間制作滞在ののち、作品集『HAND TOOLS』を出版。さらにブックセラーアムズ(大阪)、ギャラリーココ(京都)、ロケット(東京)で展覧会を開催。サントリー、虎屋、三越など日本の仕事も増えています。
8年半ぶりとなる本展では、より研ぎ澄まされたフィリップ・ワイズベッカーの世界をお楽しみいただけることと思います。

  • ECODECO BUFFLE 2007

  • SERRE 2008

  • TOOL BOOK 2007

  • DUCT 2005

  • EX-VOTOS BOOK 2005

  • PENITENCIERS BOOK 2005-2007

  • APPLIANCE 2007-2008

  • ARQUEOLOGIA DEL FUTURO 2005

  • FUERZA Y LUZ 2006

フィリップ・ワイズベッカー

1942年生まれ。'66年国立装飾美術学校卒業。'68年にニューヨークに移り、アーティスト、イラストレーターとして活動を始める。現在はパリ、バルセロナを拠点として活動。主なクライアントとして、ハーマンミラー、コカ・コーラ、アップル、エルメス(USA)、虎屋、パナソニック、三越、資生堂「花椿」サントリー、CLASKA(日本)。世界中で個展・グループ展多数。主な受賞歴としては、2004年 サントリー「水といきる」で東京ADC賞、'08年 三越広告で読売広告大賞、'13年には、パナソニック「Life is Electric」で東京ADC賞、N.Y.ADC AWARDS GOLD賞(デザイン部門、イラストレーション部門)を受賞している。

展示内容
紙に描かれたデッサンや、テーマ毎に描かれたノー ト、立体作品など。最近の作品を中心に約150点を展示します。

販売
作品の販売も行います。
また、展覧会出品作品の中から55点を掲載した作品集と、ポストカード3種を販売します。
作品集・ポストカードのご購入はSHOPコーナーからもお申し込みいただけます。

同時開催
ギャラリー スュール・ミュール
2009年4月7日(火)〜5月2日(土) 10:00a.m.-6:30p.m. 日曜・月曜・祝日休館

主催
クリエイションギャラリーG8

協力
Bureau Kida