インターネットと既存のコミュニケーション手法を融合しながら、斬新なプロジェクトを次々と展開する「Semitransparent Design(セミトランスペアレント・デザイン/通称セミトラ)」。SONY BRAVIAのキャンペーンサイト「Live Color Wall Project」や表参道のイルミネーション「表参道アカリウムコール」プロジェクトをはじめ、ウェブ空間と現実空間をつなぐ作品を発表し、カンヌ国際広告祭、New York ADC、D&ADなど数々の賞を受賞、その活動が注目されるクリエイター集団です。
本展では、2009年、山口情報芸術センターにて開催された「時間」と「フォント」をテーマにしたインスタレーション「tFont/fTime」を中心に、近年のウェブプロジェクトを展示します。
ネットワークシステムにグラフィックやさまざまな技術を加え、新しいコミュニケーションの追求を続けるセミトラの「ウェブから生まれるデザイン」をぜひ体感してください。
Semitransparent Design(セミトランスペアレント・デザイン)
2003年活動開始。デザイナー(田中良治、佐藤寛、柏木恵美子)/デバイスデベロッパー(菅井俊之)/プログラマー(柴田祐介、萩原俊矢)からなるデザインチーム。ネットワークとリアルスペースを連動する独自のデザイン手法を確立し多くのウェブ広告を制作する。New York ADC、D&AD、東京インタラクティブ・アワード、カンヌ国際広告祭、クリオ賞、One Show、ロンドン国際広告賞など国内外の広告賞を多数受賞。08年にNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にてインスタレーション展示、09年には山口情報芸術センター[YCAM]にて初の個展などその活動領域を広げている。
展示内容
NTTインターコミュニケーションセンター(ICC)、山口情報芸術センター[YCAM]にて展示された「時間」と「フォント」をテーマにしたインスタレーションと、近年のウェブプロジェクトを展示予定。