1. TOP
  2. 展覧会・イベント
  3. 白本由佳・田中良治・宮下良介

展覧会・イベント

JAGDA新人賞展2015

白本由佳・田中良治・宮下良介

  • 会期:2015.5.26 火 - 6.27 土
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

1978年に発足した公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(略称JAGDA)は、現在、会員数約3,000名を誇る日本最大規模のデザイン団体として、年鑑『Graphic Design in Japan』の発行や展覧会・セミナーの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、デザインによるコミュニケーション環境の向上のために様々な活動をおこなっています。
また、毎年、『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を贈っています。この賞は1983年来、デザイナーの登竜門として、いまや第一線で活躍する98名のデザイナーを輩出し、デザイン・広告関係者の注目を集めています。
33回目となる今回は、新人賞対象者198名の中から厳正な選考の結果、白本由佳・田中良治・宮下良介の3名が選ばれました。
会場では、3名の受賞作品および近作を、ポスター・小型グラフィックを中心にご紹介いたします。

白本由佳 SHIRAMOTO Yuka
1. 雑貨ブランド「Maholo」の商品スカーフとギフトボックス(cl: マホロ)
2. 菓子のギフトセット「Puzzle Cookies」(cl: エフカ)
3. ジュエリー作家の展示会用タイプフェイス「Noriko Miyamoto」およびグラフィック「石の色相」(cl: 石と銀の装身具)

田中良治 TANAKA Ryoji
1. 個展「セミトランスペアレント・デザイン 退屈」の制作物・記録映像(org: ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
2. 音楽CD「ATAK020 THE END」(cl: アタック・トーキョー)
3. アパレルブランドのウェブサイト「LOOK UP AT THE PLANET AND MAKE A WISH」(cl: イッセイ ミヤケ)

宮下良介 MIYASHITA Ryosuke
1. 自主制作フォントのポスター「Caps」(cl: 宮下良介)
2. 自主制作作品/Wordのみでデザインした白雪姫「Shirayuki-hime.docx」(cl: 宮下良介)
3. 紙商社のプロモーショングッズ/不要な紙見本を再利用したコースター「PAPER SAMPLE BOOK COASTER」(cl: 平和紙業)

白本由佳

アートディレクター/グラフィックデザイナー。静岡県出身。新村デザイン事務所、ドラフト、POSTALCOを経て、2011年に独立。受賞歴:東京ADC賞(2014、2015年)、日本パッケージデザイン大賞 食品部門 銀賞、JAGDA新人賞など。

田中良治

ウェブデザイナー/セミトランスペアレント・デザイン代表。同志社大学工学部/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー卒業。企業ブランディング、広告の企画・制作から国内外の美術館・ギャラリーでの作品展示までウェブメディアを核としながら様々なメディアで活動。近年ではG8での「光るグラフィック」展の企画、gggでの「セミトランスペアレント・デザイン 退屈」展などがある。

宮下良介

1975年神奈川県生まれ。2002年東京芸術大学大学院デザイン専攻修了、同年電通入社。「ひとつぼ展」グランプリ、「リキテックス・ビエンナーレ」大賞、「JAGDAポスター展:JAPAN2001」金の卵賞、その他受賞少数。

展示内容
3名の受賞作品および近作を、ポスター・小型グラフィックを中心に紹介

授賞式
2015年6月26日(金)東京にて実施予定(2015年度JAGDA通常総会会場)

巡回展
大阪(7月)、滋賀(9月)、福岡(10月)、新潟、愛知、その他各地を巡回予定

新人賞作品掲載誌
6月発行予定のJAGDA年鑑『Graphic Design in Japan 2015』巻頭に掲載します。
本書は、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介する書籍として、1981年創刊。毎年、JAGDA会員の作品を募集・選考し、過去1年間の優れた仕事を掲載しています。(発売:六耀社/予価:15,000円+税)

過去の新人賞展はこちらから

主催
クリエイションギャラリーG8

共催
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会

協力
大洋印刷株式会社、株式会社日庄、平和紙業株式会社

告知印刷用紙
エアラス(特種東海製紙株式会社)