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「ふろしきを結んで、包んでみよう」

2019.08.21 水

講師:ふろしき研究会 原野満実子、佐藤みゆき

四角いシンプルな布が、結んだり、包んだりすることで、いろいろな物の包装になったり、バッグになったり、スカーフになったり……。このワークショップでは、会場に用意した、たくさんのふろしきに触れ、みんなで一緒に遊びながら、楽しくふろしきの包み方や使い方を学びました。白い生地に、まる、さんかく、しかくの形をしたスタンプを押して、オリジナルのふろしきも作成。初めてふろしきを扱うお子さんも、使ったことのあるお子さんも、ふろしきの魅力を体験していただくワークショップになりました。

最初に自分が使うふろしきを選びます。

ふろしきの文様を紹介。「たとえば唐草模様のふろしきは、どろぼうのイメージも強いけど、本来は繁栄や長寿を意味する文様なんですよ」。

最初に一番基本となる結び方「真結び」を教わります。みんな一緒にひとつずつの工程を進んでいきます。

つぎは、ふろしきの四隅をそれぞれ一つ結びにして。

帽子のできあがり。みんなでかぶってみました。

ふろしきでエコバッグをつくってレジ袋とくらべてみました。同じものを中に入れて持ってみると「ふろしきのほうが軽く感じる」「手が痛くなくて持ちやすい」などの声が。

スタンプを使って、オリジナルのふろしきづくりにも挑戦しました。

スタンプの形、色、配置を考えながら。

どんなデザインができるのかな。

ペットボトルを使って、瓶包みを体験。

ふたりで一緒にやってみよう。

ふろしきリュックは、紐と袋部分で2枚のふろしきを使いました。

最後の自由な時間では、今日習った包み方をおさらいしたり、ふろしきで遊んだり。

自分でつくったオリジナルのふろしきで包んで、記念撮影。

[参加者アンケートより抜粋]
・ふろしきでつつんだりして、ふろしきを改めていいなぁと思った。リュックを作ったときは、柄の組み合わせがたくさんできるなぁと思った。(4年生)
・ふろしきのたくさんの包み方を知ることができてよかった。(5年生)
・プラスチックを食べてしまったクジラのことを聞いて、わたしはふろしきや自分のバッグを持ってお買い物に行こうと思いました。(5年生)
・真結びが最初できなかったけど、先生が教えてくれたのでできるようになりました。(6年生)
・ふろしきはビニールぶくろよりもつかいやすいことがわかりました。たくさん入るし、軽く感じて、環境にもいいので使ってみたいと思いました。教えてもらったことを家でもやってみたいです。(6年生)

[保護者アンケートより抜粋]
・気になりながらも、なかなか子どもに伝えられなかったり、親がわからなかったり、ふろしきの歴史や使い方、結び方を知ることができてよかったです。スタンプを使ってオリジナルのふろしきを作ることができたのも楽しそうでよかったと思います。
・ふろしきの活用方法を知ることができました。実践しようと思います。
・日常的にふろしきを使っていけそうに思いました。子どもにとって体験することで身近な物になるための良い機会となりました。
・環境問題と昔の人々の暮らしをからめた自由研究を考えていたので、まさに理想的なワークショップでした。
・エコや環境への関心を、自分たちが作ったふろしきから考えていく良いきっかけになります。工夫や知恵がつまった素敵なワークショップでした。

講師:ふろしき研究会 原野満実子、佐藤みゆき

四角いシンプルな布が、結んだり、包んだりすることで、いろいろな物の包装になったり、バッグになったり、スカーフになったり……。ふろしき研究会の原野満実子さん、佐藤みゆきさんに、ふろしきの包み方や使い方を教えてもらいます。会場に用意した、たくさんのふろしきに触れ、みんなで一緒に遊びながら楽しく学びましょう。最後は白いふろしきに、スタンプを押してお持ち帰り。初めてふろしきを扱うお子さんも、使ったことのあるお子さんも、ふろしきの魅力を体験していただくワークショップです。

ふろしき研究会について
ふろしき研究会は、非営利の市民団体として1992年に設立。現代のくらしにふろしきを活かすこと、次世代に伝えることをテーマに、新たなふろしきの包み方を提案し、活動を続けている。小・中・高校総合学習、環境学習をはじめ、自治体の環境学習、消費者教育、高齢者を対象とした社会教育、国際交流、障害者との交流などの講座を開催。ワークショップでは参加者と講師が包み結ぶ楽しさを分かち合いながら、創造力を確かめあうことを大切にしている。

【日時】2019年8月21日(水)

①10:30 – 13:00 (入場開始10:15) 

②14:30 – 17:00 (入場開始14:15) 

※内容は同じものです。終了時刻は、若干前後する場合がございます。




【会場】
クリエイションギャラリーG8(東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F)




【対象】
小学1年生~小学6年生




【定員】
各回15名 (要事前予約)




【参加費・材料費】
1,000円(税込) ※当日受付でお支払いいただきます。



【服装・持ち物】
ワークショップ中、画材等で衣服が汚れてしまう場合があります。差し支えのない衣服でご参加いただくか、着替え用として差し支えのない衣服をご持参いただきますよう、お願いいたします。



【予約方法】

Peatix にて予約
https://creationkidslab20190821.peatix.com/

【当日のご入場】
実施時間5分前までに、直接会場にお越しください。
会場受付にて、スマートフォンのPeatixアプリでチケット画面をお見せいただくか、予約メールをプリントアウトしてお持ちください。
※複数の方でお申し込みの場合は、お手数ですが、お一人ずつのご予約をお願いいたします。

※定員に達し次第、受付終了となります。

※ご予約をキャンセルされる場合は、必ず事前にご連絡をお願いいたします。




【保護者のご見学】
ワークショップ当日は、保護者の方のご見学スペースに限りがございます。見学者の人数によっては、見学場所を誘導させていただくことがありますのでご了承ください。また、保護者の方の途中入退場も可能です。




【当日の記録写真等について】
当日の記録写真及び動画、お子様の作品及び感想文などは、クリエイションギャラリーG8及び開催協力団体の業務(WEBサイトやパンフレット等への掲載を含む)に使用させていただく場合があります。
 



【その他】
当日は、新聞やテレビ、インターネットサイトなどの取材が入り、ワークショップ開催の様子が報道されることがあります。


講師:ふろしき研究会 原野満実子、佐藤みゆき
ふろしき研究会は、非営利の市民団体として1992年に設立。現代のくらしにふろしきを活かすこと、次世代に伝えることをテーマに、新たなふろしきの包み方を提案し、さまざまな活動を続けている。会員約220名(2018年1月末現在)。小・中・高校総合学習、環境学習をはじめ、自治体の環境学習、消費者教育、高齢者を対象とした社会教育、国際交流、障害者との交流など、様々なふろしきの講座を開催。ワークショップでは参加者と講師が包み結ぶ楽しさを分かち合いながら、創造力を確かめあうことを大切にしている。