第23回写真「1_WALL」
「表現」がますます多様化してきている現在、「表現する」ということに真剣に向き合う人たちと一緒に、新しい表現を考える場にしたいと思っています。そこには、ひとつひとつ壁を乗り越えていってほしいという気持ちと、壁一面に作品を表現してもらいたいという願いをこめました。
応募・審査は全て終了いたしました。 応募要項(PDF)
「1_WALL」展会期中に公開で行う最終審査。ファイナリスト5名は展示作品とグランプリ後の個展プランについてプレゼンテーションします。ポートフォリオ、展示、プレゼンテーションを基にした議論を経てグランプリを決定。
2次審査を通過した5名のファイナリストによるグループ展。各自一壁面(縦:約2.5m× 横:約3.85m)を使い作品を展示。展示されている作品はもちろん、展示空間の使い方や見せ方も含め評価されます。
香取声
1998年生
法政大学国際文化学部卒業
木原千裕
1985年生
同志社大学社会学部教育文化学科卒業
佐久間靖浩
1991年生
日本写真映像専門学校写真コミュニケーション学科卒業
曾迪生
1995年生
東京綜合写真専門学校在籍
長谷川愛実
1993年生
東京工芸大学写真学科卒業
中間麻衣
小原真史選
荻野良樹
高橋朗選
志賀耕太
田中義久選
杉本春奈
津田直選
LEE SOOJO
野口里佳選
オンラインで審査員と1対1のポートフォリオレビュー。ポートフォリオをもとに、作品や制作の動機を目の前の審査員に直接言葉で伝えることができます。レビュー終了後、審査員全員で審議をし、ファイナリスト5名を決定。
ポートフォリオデータによる審査。デザイン、イラストレーション、写真など、第一線で活躍する審査員と事務局が、様々な視点から審査し、二次審査に進む20名を決定。後日、審査コメントを応募者に送ります。(応募者多数の場合は事務局にてコメント送付者を選考します。)
グランプリ受賞者は「1_WALL」展の約1年後にガーディアン・ガーデンで個展を開催することができます。個展会場を無料貸与し、個展制作費として30万円を支給、チラシ制作等の広報もサポートします。
「1_WALL」入選者たちのその後の活動を紹介する展覧会。「1_WALL」に入選すると開催のチャンスがあり、これまでも注目の若手アートディレクター、グラフィックデザイナー、イラストレーター、写真家などを紹介しています。
「1_WALL」ファイナリスト(二次審査通過者)は、ガーディアン・ガーデンのウェブサイト内にある作家紹介ページ「アーティストページ」に登録することができます。
(キュレーター)
IZU PHOTO MUSEUM 研究員として荒木経惟展、宮崎学展、増山たづ子展などを担当。そのほか「イッツ・ア・スモールワールド 帝国の祭典と人間の展示」展がある。監督作に「カメラになった男 写真家中平卓馬」。重森弘淹写真評論賞、日本写真協会賞学芸賞などを受賞。東京工芸大学准教授、神奈川大学ほか非常勤講師。
(PGIギャラリーディレクター)
1976年千葉県生まれ。平木収氏に師事。在学中、東川町国際写真フェスティバルにボランティアとして参加。2003年から2010年まで同フェスティバル現場制作指導/アシスタントディレクターを務める。1998年からPGIにて写真の保存・展示業務に携わる。現在PGIのディレクターとして展覧会の企画運営を担当。
(グラフィックデザイナー/美術家)
1980年生まれ。主な仕事に東京都写真美術館をはじめとした文化施設のVI計画、ブックショップ「POST」、「The Tokyo Art Book Fair」などのアートディレクションや、アーティストの作品集制作も定期的に行なっている。飯田竜太(彫刻家)とのアーティストデュオ「Nerhol」としても活動。
(写真家)
1976年神戸生まれ。世界を旅し、ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている。 2001年より国内外で多数の展覧会を中心に活動。 作品集に『SMOKE LINE』、『Storm Last Night』(共に赤々舎)、 『Elnias Forest』、『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』(共にhandpicked)など。大阪芸術大学客員教授。
(写真家)
1971年生まれ。さいたま市出身。那覇市在住。 1992年より写真作品の制作を始め、以来国内外で展覧会を中心に活動。近年は現代美術の国際展にも数多く参加している。東京国立近代美術館、国立国際美術館、グッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどに作品がコレクションされている。