寄付のご報告
187人のクリエイターとハンディキャップのあるつくり手の工房による「東北和綴じ自由帳展」では、みなさまの温かいご支援により、和綴じ自由帳6,707冊を販売、2,538,105円の販売収益金が集まりました。
みなさまからお預かりした販売収益金は、岩手、宮城、福島の各県が設置した「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ、震災により親を失った子どもたちを支援するために寄付させていただきました。
未来ある子どもたちが社会人として独り立ちするまで、安定した生活を送り、学業やスポーツ、文化活動等に励むことができるよう、長期的・継続的な支援に役立てていただければと考えております。
チャリティーにご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
[寄付先と金額]
岩手県「いわての学び希望基金」846,035円
宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」846,035円
福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」846,035円
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合計 2,538,105円(2015年11月5日振込)
なお、巡回展の寄付につきましては、各開催地で管理し、直接寄付先にお渡しいただいております。
2011年の東日本大震災により、東北の障がい者施設の仕事は激減しました。しかし、障がいのある人々は慣れ親しんだ土地を離れられずに、そこで仕事が来るのを待ち続けている状況です。
本展は、187人のクリエイターが表紙をデザインし、東北の施設で働くハンディキャップのあるつくり手のみなさんが和綴じ製本する自由帳プロジェクトです。
「和綴じ製本」とは、日本の伝統的な製本方法。デジタル化が進み大量生産・大量消費の現在では、和綴じ製本を見かけることが非常に少なくなりました。この昔ながらの技術を東北のみなさんが身につけ、糸でひとつひとつ綴じていく自由帳プロジェクトには、「東北から、人と未来を結ぶ」という願いを込めています。
表紙は、若手から第一線で活躍するクリエイターまで、187人がボランティアでデザインをしています。そして、自由帳本文(無地)の用紙には、日本製紙の宮城県石巻工場で開発・生産された「b7バルキー」を使用。震災で津波による大きな被害を受けながらも、復興作業のなかで1年を経て開発された用紙です。
会場では、187種類の表紙デザインの「東北和綴じ自由帳」を展示・販売します。
ひとりでも多くの方に自由帳を使っていただき、東北の仕事につながればと考えています。
自由帳の販売収益金は、被災地の子どもたちを支援するために寄付させていただきます。
この機会に、多くの方がチャリティーにご参加くださることを願っています。
和綴じ自由帳
A5サイズ(148mm×210mm)、80ページ(40枚/本文は無地)、和製本四つ目綴じ
会場販売
会期中、各会場で販売、その場でお持ち帰りいただけます。
即売価格:1冊900円(税込)
※在庫に限りがありますので、即売分は1種類につきお一人様3冊までとさせていただきます。
会場で完売した商品は予約注文(受注生産/受注生産の場合は1種類の数の制限はありません)にて販売いたします。予約注文の商品は、来年3月末までに順次発送の予定です。
予約注文価格:1,000円(税込/送料込)
通信販売
2015年1月15日より3月31日まで、インターネット通販サイト「ポンパレモール」にて通信販売を行います。受注生産で、3ヶ月以内に順次発送の予定です。詳細は、ギャラリーウェブサイトでお知らせします。
通信販売価格:1,000円(税込/送料込)
パンフレット
全作品を収録したパンフレットを1冊540円(税込)で販売いたします。
寄付先
収益金(売上から製作費・送料をひいたもの)は、「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ寄付させていただきます。
和綴じ工房
「東北和綴じ自由帳」は、福島県、岩手県、宮城県の工房でひとつひとつ作られます。
自立研修所ビーンズ(福島県南相馬市)
まごころ就労支援センター釜石(岩手県釜石市)
あしあと(宮城県仙台市)
パル三居沢(宮城県仙台市)
パルいずみ(宮城県仙台市)
わたげの樹(宮城県仙台市)
みどり工房若林(宮城県仙台市)
一寿園(宮城県仙台市)
いずみ授産所(宮城県仙台市)
すてっぷ(宮城県登米市石越町)
風の里(宮城県本吉郡南三陸町)
こころ・さをり(宮城県石巻市)
くじらのしっぽ(宮城県石巻市)
ぱれった・けやき宮城野(宮城県仙台市)
主催・会場
クリエイションギャラリーG8
〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
TEL 03-6835-2260
ガーディアン・ガーデン
〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F
TEL 03-5568-8818
製作協力
PRe Nippon、みやぎセルプ協働受注センター
CREATION Projectとは
多くの方々にアートやデザインの楽しさを感じてもらおうと、1990年からはじまった毎年恒例のチャリティー企画展。2つのギャラリーと交流のあるクリエイターの方々にボランティアで制作していただいた作品を展示・販売し、収益金をチャリティーとして寄付してきました。2009年より、「CREATION Project」と題し、デザインの力による豊かな生活の提案を目指しています。2011年の東日本大震災以降は、被災した地域の産業を応援したいと、東北での物づくりにこだわり、2011年「印染トートバッグ」(岩手・宮城・福島・茨城で製作)、2012年「アロハシャツ」(福島)、2013年「石巻バッグ」(宮城)を開催。3年間で合計約780万円を被災地の子どもたちを支援するために寄付させていただきました。
2011年開催 印染トートバッグ展
2012年開催 アロハシャツ展
2013年開催 石巻バッグ展
出品作家
クリエイションギャラリーG8
青木克憲
秋山孝
浅葉克己
池澤樹
居山浩二
色部義昭
上田三根子
宇野亜喜良
えぐちりか
遠藤享
太田徹也
大原大次郎
岡田善敬
岡室健
小田桐昭
柿木原政広
葛西薫
勝井三雄
鎌田順也
上條喬久
菊地敦己
木住野彰悟
木下勝弘
草谷隆文
久保悟
小杉幸一
古平正義
小林洋介 |
近藤ちはる
榮良太
左合ひとみ
ささめやゆき
佐藤晃一
佐藤卓
佐野研二郎
澤田泰廣
下谷二助
新村則人
鈴木守
関本明子
副田高行
大黒大悟
高井薫
髙田唯
髙谷廉
田中義久
田中竜介
田中良治
谷口広樹
天宅正
内藤昇
永井一史
永井一正
永井裕明
中川憲造
ナガクラトモヒコ |
中島信也
中嶋貴久
長嶋りかこ
仲條正義
長友啓典
中山尚子
薙野たかひろ
灘本唯人
はせがわさとし
服部一成
林規章
原耕一
原野賢太郎
日髙英輝
日比野克彦
ひびのこづえ
平野篤史
平林奈緒美
平松尚樹
ヒロ杉山
福岡南央子
福島治
藤枝リュウジ
松永真
丸橋桂
三木健
水野学
峰岸達 |
宮田裕美詠
八木秀人
箭内道彦
矢吹申彦
山口はるみ
山田英二
山本タカト
ユムラタラ
湯村輝彦
蓬田やすひろ
若尾真一郎
和田誠
ワビサビ
アラン・チャン
スタシス・エイドリゲヴィチウス
フィリップ・ワイズベッカー
ポール・コックス
リチャード・ケール
ロドニー・グリーンブラット |
ガーディアン・ガーデン
Aokid
秋山花
ASADA
雨宮庸介
飯田竜太
石川マサル
石原一博
板倉敬子
イトオハジメ
上田風子
江波戸李生
大河原健太郎
大小島真木
大島慶一郎
大嶋奈都子
小笠原徹
小川雄太郎
奥原しんこ
尾崎仁美
小田原亜梨沙
小野寺奈緒
尾柳佳枝 |
我喜屋位瑳務
片岡紗貴子
勝正光
川島沙紀子
河野裕麻
北村人
木村晴美
qp
久保田珠美
黒田潔
ケッソクヒデキ
甲賀正彦
香本正樹
小阪淳
齊藤彩
齋藤浩
斉藤涼平
榊原美土里
宍戸未林
下野薫子
末房志野
末宗美香子 |
杉本マコト
杉山実
たかくらかずき
田頭慎太郎
武田厚志
田中豪
種村有希子
玉置太一
寺本愛
とんぼせんせい
中垣ゆたか
仲子来未
ナガバサヨ
長浜孝広
中村ゆずこ
成田久
西谷直子
橋本祐治
服部公太郎
早崎真奈美
樋口佳絵
百田達三 |
福田忍
太湯雅晴
古谷萌
細川貴恵
町田尚子
mayu
水野健一郎
溝端貢
光用千春
宮下良介
三山真寛
柳澤暁子
山下浩介
山田七重
山本ヒロキ
YUKARINA
横山かおる
LEIKA LEE |