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展覧会・イベント

タイムトンネルシリーズVol.29

原耕一 アートディレクション展 「もうちょっとだな」

  • 会期:2009.10.19 月 - 11.20 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

タイムトンネルシリーズは、第一線で活躍しているクリエイターの若き日にスポットをあてる展覧会です。29回目を迎える今回は、アートディレクター・原耕一氏にお願いしました。
原氏は、1946年に横浜に生まれ、米軍兵士やアメリカ文化に囲まれて育ちました。子供の頃からアメリカやヨーロッパの映画を観るのが大好きだった少年は、兄の勧めでたまたま行った神奈川工業高校の卒業制作展を見て、グラフィックデザイナーという職業を知り、この高校への進学を決めました。
神奈川工業高校図案科を卒業後、内定した会社は取り消しになるものの、兄の知人の紹介でアシダテグループに就職、その後、第一通信社へ出向、そこで知り合った先輩コピーライターに誘われて旭通信社へ。日々山のような仕事をこなすだけの毎日から、やがてサントリーや日本専売公社(現:日本たばこ産業)などの広告を手がけるようになり、1980年、34歳のとき、サントリーのPR誌『SPIRIT.』で東京ADC最高賞を受賞。その後も大胆なアイデアに、写真とコピーの力を引き出し、生き生きとした力強い広告を次々と送り出してきました。一方、YMOやサザンオールスターズなど、音楽シーンを彩る鮮烈なジャケットデザインも数多く手がけました。1985年、39歳で独立。この十数年はエディトリアルの仕事も増え、特に写真集では、若手から著名な写真家まで、幅広い作品を手がけています。
「自分としては、より強く伝えるために、直球ストレートで表現しているつもり」と語る原氏。しかしそのデザインは決して予定調和ではなく、ハッとする新鮮さや違和感を伴って、見る側を惹き付ける不思議な力があります。タイトルの「もうちょっとだな」は、原氏が、自社のデザイナーにも、自分にも、日常的に言い聞かせている言葉。広告・デザインの枠の中で、見たことのないもの、新たな表現に挑戦する姿勢を表しているのではないでしょうか?
原氏の初個展となる本展では、初期の仕事から現在に至るまでを二会場でご紹介します。
氏の仕事を一望する貴重な機会になることと思います。

原耕一

1946年横浜生まれ。1965年神奈川工業高校工芸図案科を卒業。アシダテグループ、第一通信社、旭通信社を経て、1985年にトラウトを設立、現在に至る。1980年サントリーPR誌『SPIRIT.』で東京ADC最高賞、1981年YMOの雑誌広告で東京ADC賞、ほか受賞。主な広告にサントリー、日本たばこ産業、パルコ、資生堂など。また、YMOやサザンオールスターズなどのレコードジャケットデザイン、沢渡朔や石内都、若木信吾など写真集のエディトリアルデザインも多数手がける。東京ADC会員。

主催
クリエイションギャラリーG8 ガーディアン・ガーデン

展示内容
原耕一氏の初期の仕事から現在に至るまでを、クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンの二会場でご紹介します。

原耕一 インタビュー小冊子
今回の展覧会開催にあたり、幼少時代から現在にいたるまで、また、デザインに対する思いなど語っていただきました。
A5サイズ モノクロ約60ページ 500円