8月18日(月)から、えぐちりか「バーンブルックのたまご」(グラフィックアート展)、曳野若菜「古墳のつくりかた」(写真展)と題する2つの個展を 開催いたします。この2人は、昨年8月から10月にかけて開催された第20回『ひとつぼ展』(公募展)において、グラフィックアート部門、写真部門でそれぞれ グランプリを受賞し、一年の制作期間を経て今回の個展開催にいたりました。
グラフィックアート部門のえぐちりかは、「生命」をテーマに、ガラスで「タマゴ」を制作しています。ガラスという固い素材でありながら、 テーブルの隅から長くたれ落ちるタマゴや、形を変えてグラスになっているタマゴなど、まるでタマゴが意志をもってうごめいているかのような驚きを覚えます。 今回は会場をダイニングルームに見立てて、テーブルの上を無数のタマゴで埋め尽くします。