第23回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展
ガーディアン・ガーデンでは、9月12日(月)から、ASADA「ASADA in Hell like a Heaven」(アート展)と題する個展を開催いたします。昨年8月に開催された第23回『ひとつぼ展』(公募展) において、グラフィックアート部門でグランプリを受賞し、一年の制作期間を経て今回の個展開催にいたりました。
グラフィックアート部門のASADAは、自分自身をモチーフに、戦うヒロインをテーマにした作品を展開しています。陶器のような立体から、セルフポートレートにドローイングを施した平面作品まで、素材や手法にこだわらずに表現しています。常識と偏見に満ちた現代社会に抵抗し、そして病める現代人を応援すべく、今回も、よりパワーアップしてASADAが戦います。
今回の展覧会で何を見せてくれるのか、また今後『ひとつぼ展』を超えてどのようにステップアップしていくのか、大変楽しみです。
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展示内容
ヘルメットとパンツで武装したセルフポートレートにドローイングした作品。
テーマは現代社会の中で戦うヒーロー&ヒロイン。
展示によせて
私ASADAは、第23回『ひとつぼ展』へ 『I’m just a LONELY JAPANESE WOMAN』を出品し、グランプリを頂きました。これは、陶器製のヘルメットとパンツを身に着けたセルフポートレートを掛け軸にし、床の間に飾って欲しいという思いから制作したものです。この様な情報の溢れるグローバルな時代でも、日本に生まれ育った私には、やはり、無意識にも培われた日本人的な嗜好が、さらには、この様な男女平等をうたった現代社会でも女としての思考が自身の中枢にあります。今回のグランプリ受賞者個展では、私自身の現実としてぬぐい去る事の出来ない、現代社会を生きる日本人の女としての感情を平面・立体織り交ぜて表現し、そんな一人の人間のストーリーを感じて頂ける展示にしようと思っております。 - ASADA –
審査員
青葉益輝(アートディレクター)
ひびのこづえ(コスチューム・アーティスト)
ヒロ杉山(イラストレーター・アートディレクター)
米村浩(アートディレクター)
大迫修三(クリエイションギャラリーG8)
※五十音順、敬称略