『ひとつぼ展』は、ガーディアン・ガーデンでの個展開催を最終目標とした公募展で、グラフィックアート部門とこの写真部門で構成されています。
そして1998年3月から5月にかけて開催された、第9回 『ひとつぼ展』では、杉山実さん(グラフィックアート部門)、川内倫子さん(写真部門)の2人が、グランプリを受賞し、一年の制作期間を経て今回の個展開催にいたりました。
写真の川内氏は、空や道や街といった「風景」に、夢か現実かわからないとろっと溶けるような浮遊感をかさねあわせたカラー写真を展示します。
『ひとつぼ展』とともにどんなふうに成長し、今回の展覧会で何を見せてくれるのか、また今後『ひとつぼ展』を踏み越えてどのようにステップアップしていくか、大変楽しみです。