ガーディアン・ガーデンでは来る4月1日(月)から一次審査を通過した10名による第19回写真『ひとつぼ展』を開催いたします。 グランプリ獲得者に個展開催の権利が贈られる『ひとつぼ展』、今回も全国から沢山の応募がありました。まるでファッションの ひとつのように、写真は若者の間で身近に自己表現をするツールとして定着しているようです。その中からポートフォリオによる 一次審査を通過した10名は、そのうち9人が女性と、久々に女性パワーを見せつけられました。また、最近普及している「デジタルカメラ」 で撮影した作品も3件選ばれており、一見、デジタル写真かどうか見分けがつかないほど、技術も精度も上がり、そして気軽に撮って、 見られて、消すことができるという点でも「デジタル」がまたひとつの時代をつくっていきそうです。
作家の多くは「自分との関わり」を求めて、母の実家の何気ない光景を撮ったり、兄弟の結婚や、飼い猫の死など身のまわりに起きた 出来事を記録した作品が目立ちました。
この10人が一坪(1.82m×1.82m)というスペースの中で、自分なりのスタイル、オリジナリティーをどのように展開するのか、そして、 会期中の4月4日(木)の公開二次審査会で誰がグランプリになるのか、非常に楽しみです。
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審査員
青葉益輝(アートディレクター)
浅葉克己(アートディレクター)
飯沢耕太郎(写真評論家)
上田義彦(ゲスト審査員/写真家)
土田ヒロミ(ゲスト審査員/写真家)
平木収(写真評論家)
大迫修三(クリエイションギャラリーG8)
※五十音順、敬称略