ポートフォリオによる一次審査を通過した出品者10名が、それぞれ一坪(1.82m×1.82m)のスペースの中で作品を構成し、発表する『ひとつぼ展』を3月28日(月)より開催いたします。会期中の二次審査会でグランプリに選ばれると、1年後にガーディアン・ガーデンで個展を開催する権利が贈られます。南国特有のしっとりした空気感が漂う四国南東部の風景を撮った作品、新宿歌舞伎町に通い続け、猥雑な歌舞伎町の今とそこに生きるエネルギッシュな人々に迫った作品、古い自宅の壁や窓、襖などを切りとり、家と向き合いながら生きていこうとする作品など、個性に富んだ若手作家の作品をご紹介します。グランプリを決定する二次審査会は、会期中の3月31日(木)に開催されます。一般入場者の目前で出品作家によるプレゼンテーションが行われ、下記の5名の審査員の熱い議論が闘わされた後、グランプリ1名が決定いたします。
1975年仙台市出身。2003年第21回写真『ひとつぼ展』入選。現在、京都市在住
1972年生まれ。2005年第24回写真『ひとつぼ展』入選。
1981年山口県出身。2004年成安造形大学卒業。2005年第24回写真『ひとつぼ展』入選。
1973年福島県出身。1995年日本写真芸術専門学校卒業。株式会社 写真弘社モノクロ部にてプリンターとして勤務の後、フリーに。
2001年 富士フォトサロン新人賞 新人賞受賞、
2003年 コニカ...
1979年生まれ
2004年 第22回写真『ひとつぼ展』入選
2005年 第24回写真『ひとつぼ展』入選
鈴木心
1980年生まれ
東京工芸大学芸術学部写真学科卒業
現在(株)アマナ所属
[受賞歴]
2004年 エプソンカラーイメージングコンテスト藤原新也賞
2005年 ニコンサロンユーナ21出展/第24回『ひとつぼ展』グランプリ/第28回写真新世紀 佳作(森山大道選)/第27回フォックスタルボット 第3席/エプソンカラーイメージングコンテスト 入選
[個展]
2005年「construction site」ニコンサロン新宿/「ソナー」ガーディアン・ガーデン/「サテライト」平遥国際写真芸術祭(中国)
1975年生まれ。東京ビジュアルアーツ専門学校写真科卒業。第24回写真『ひとつぼ展』入選。
藤岡亜弥
1972年広島県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。2008年新進芸術家海外研修制度(文化庁)の研修員としてNYに滞在。2012年帰国、現在広島在住。写真集に『さよならを教えて』(2004年/ビジュアルアーツ出版)、『私は眠らない』(2009年/赤々舎)など。2005年第24回写真『ひとつぼ展』入選、2010年日本写真協会賞新人賞、2016年第41回伊奈信男賞受賞。
審査員
尾仲浩二(写真家)
原耕一(アートディレクター)
平木収(写真評論家)
宮本隆司(写真家)
大迫修三 (クリエイションギャラリーG8)
※五十音順、敬称略