第26回 写真『ひとつぼ展』

2006年4月3日(月)~ 4月20日(木)

12:00p.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

ポートフォリオによる一次審査を通過した出品者10名が、それぞれ一坪(1.82m×1.82m)のスペースの中で作品を構成し、発表する『ひとつぼ展』を4月3日(月)より開催いたします。会期中の二次審査会でグランプリに選ばれると、1年後にガーディアン・ガーデンで個展を開催する権利が贈られます。
高校生と向かい合い、彼らの微妙な年齢の危うさを捉えた作品、イエスキリストに興味を持ち、生きるということをイエスの視線で捉えようと試みた作品、写真を撮ることで、日常の曖昧な記憶を目に見えるカタチとして残そうとしたモノクロ作品など、オリジナリティ溢れる作品が集まりました。
グランプリを決定する二次審査会は、会期中の4月7日(金)に開催されます。一般入場者の目前で出品作家によるプレゼンテーションが行われ、下記5名の審査員の議論の後、グランプリ1名が決定いたします。

ひとつぼ展ロゴ
第26回写真『ひとつぼ展』
<出品作家10名>
01
青木美奈子 Minako Aoki
1977年生まれ。東京綜合写真専門学校第二学科卒業。フォトグラファー。『へびがわ sunshine』
カメラを持って出歩くと、何だか狩りにでも出た気分になる。出会い頭、おそってくる輪郭に私のハリは振り切れる。シャッターをきる。撮る、捕る。
02
宇津裕美子 Yumiko Utsu *グランプリ*
1978年生まれ。早稲田大学中退。東京写真学園写真の学校修了。『或る女の脳内写真帳百選』
他人の頭の中を覗き見たいとお思いになった事は御座いませんか? ここに恰好の機会を御用意致しました。或るしがない女の脳裡に在る至極個人的な写真帳、篤と御覧あれ!
03
小野啓 Kei Ono
1977年生まれ。立命館大学卒業。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。写真家。『青い光』
レンズの前に立つことを望む彼らと向かい合う。いつだって自分の存在を見つけて欲しいと願う者はどこかにいて、僕たちはそれを写真という手段に求めた。
04
金川晋吾 Shingo Kanagawa
1981年生まれ。彩都IMI大学院スクール修了。神戸大学卒業。『何かつかまえた顔で男が藪から出てきた』
世界は人間を超えて存在する。藪から棒だ。まったくもって藪から棒のこの世界だ。戸惑いと興奮と薄笑いを浮かべながら、僕はその飛び出た棒の前に立っている。
05
菊池良助 Ryosuke Kikuchi
1981年生まれ。東京綜合写真専門学校中退。『NOISY POETRY』
こちらから、あちらへ。あちらから、こちらへ。行き来しながら、音の聴取のようにカメラを扱い、境界線で見る写真。写真は言葉だが、文章にはならずに、詩に擬態してトブ。
06
須藤哉治 Toshiharu Sutou
1978年生まれ。東京ビジュアルアーツ専門学校写真学科在籍。『Graffiti』
壁の落書きのように、この世界の中にも浮かび上がる。そのタイミングに居合わせた人だけがみることができる光景。不特定の人間に見せつける為に描かれた落書きのように。
07
頭山ゆう紀 Yuki Toyama
1983年生まれ。東京ビジュアルアーツ専門学校卒業。現在、フリー。『像(カタチ)』
忘れたい日、忘れたくない日。全て現実。曖昧な記憶は目に見えるカタチとしてここに残る。
08
藤井昌美 Masami Fujii
1980年生まれ。日本デザイナー芸術学院名古屋校写真二部修了。現在、PAC参加。『オブラート』
食べる事の出来る皮膜「オブラート」が私には人の皮膚に見えた。薄く透き通っているようで、濁っていて、中を見る事が出来ない。しかし、私はそこで「生」と遭遇している。
09
森川智之 Tomoyuki Morikawa
1978年生まれ。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。『めんどくさいということはなんてめんどくさいんだろう』
現実の世界は生きている限り拒否することはできない。新しい何かなんてどうだっていい。過去現在未来の価値観や倫理観の問題だ。人を殺してもいい瞬間は存在する。
10
矢吹健巳 Takemi Yabuki
1982年生まれ。立命館大学卒業。日本大学芸術学部写真学科2年。『セイ イエス』
僕もイエスも所詮人間だから、人の罪深さをうまく言い表すことはできないけれど、それでも僕は、自分を信じて、人が生きる流れをこの眼で見ていきたい。写真に任せて。。

審査員
石内都(写真家)
後藤繁雄(編集者/クリエイティブ・ディレクター)
小林紀晴(写真家)
平木収(写真評論家) 
大迫修三 (クリエイションギャラリーG8)    
※五十音順、敬称略

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オープニングパーティー
2006年4月7日(金) 8:30p.m.-9:30p.m.

[公開二次審査会]
2006年4月7日(金) 6:00p.m.-8:30p.m.

[グランプリ決定]
公開二次審査会で宇津裕美子さんがグランプリに決定しました。