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展覧会・イベント

The Second Stage at GG #14

野口靖展「関係性の次元」

  • 会期:2005.5.23 月 - 6.2 木
  • 時間:12:00p.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

ガーディアン・ガーデンでは、「The Second Stage at GG #14」を開催する運びとなりました。当ギャラリーは、若手表現者に「表現の場」と「機会」を提供しようと、主に公募展を中心に活動を続けています。14年目を迎える『ひとつぼ展』の入選者548名の中からは、グランプリを取った取らないにかかわらず、すでに各界で活躍を始めた若手クリエイターも数多く出てきています。このシリーズは、そうした『ひとつぼ展』の卒業生たちの、その後の様子を伝えるための展覧会です。

野口靖

埼玉県生まれ。1996年武蔵野美術大学大学院視覚伝達デザインコース修了。1996年〜2000年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科研究室助手。2003年ニューヨーク大学大学院インタラクティブ・テレコミュニケーションズ・プログラム修了。文化庁芸術家在外研修員。2004年ポーラ美術振興財団在外研修生としてニューヨークに滞在。現在、日本を中心とした作家活動および東京工芸大学、武蔵野美術大学にて教鞭をとる。

受賞:1994年第3回写真『ひとつぼ展』入選

展覧会によせて
私たちは一般的に、自己に対しての外界というものは静止・安定しているか、または物理的に固い箱のようなもので、その中に人間は物体として存在しているものと考えています。つまり、環境と人間は別個のものとして振る舞っているという認識です。しかし、実際には人間と環境、人間同士は不可分であり、互いの関連性の上に成り立っています。一個体の振る舞いは環境の性質を変えることもあるし、またその逆もあります。
私のプロジェクトはインスタレーション、映像、写真などの様々な形態をとっていますが、これらに共通する考えは、人間と環境、更には人間同士の相互関係を知覚化することなのです。
この企画展は、米国のニューヨーク大学での研修を含む約4年間に及ぶ活動を終了し、帰国後初めての発表になります。これまでの活動の成果をお見せできればと考えています。
野口靖