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展覧会・イベント

The Second Stage at GG #36

長野陽一 料理写真展「大根は4センチくらいの厚さの輪切りにし、」

  • 会期:2014.8.19 火 - 9.5 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜休館 入場無料

ガーディアン・ガーデンでは、2014年8月19日(火)から9月5日(金)まで、「The Second Stage at
GG」シリーズ 第36弾として、長野陽一 料理写真展「大根は4センチくらいの厚さの輪切りにし、」を開催します。本シリーズは、若手表現者を応援するガーディアン・ガーデンの公募展入選者の中から、各界で活躍する作家の、その後の活動を伝えるための展覧会です。

長野は、沖縄や奄美諸島の島々に住む10代の若者たちの写真で、1998年ガーディアン・ガーデン主催の「写真[人間の街]プロジェクト Part.2」に入選し、その後も日本の離島の風景と、その島で暮らす人々を撮り続けています。現在は、雑誌『ku:nel』(マガジンハウス刊)、広告、映画など、様々な分野へと活躍の場を広げています。

これまで意識的に料理写真を撮っている感覚は無かった長野が、昨年、『ku:nel』に掲載される写真に注目していた編集者から、新しい料理写真の担い手として、料理写真の特集本の中で紹介したいと依頼を受けました。SNSでは日常的に料理写真がやりとりされている今、改めて料理写真を問い直します。
 長野は料理写真はポートレイトだと言い、自然な距離感で、料理のありのままを写し撮ります。美味しさの表現だけではなく、生活の温度が伝わる器、テーブルの質感、照らす陽の光と影が、現実を押し広げ、その場に流れる時間や、料理を作る人々の日常の暮らしを想像させます。長野の新たな試みとなる本展を、ぜひ会場にてご覧ください。

ガーディアン・ガーデン

長野陽一

沖縄、奄美諸島の島々に住む10代のポートレイト写真「シマノホホエミ」をガーディアン・ガーデンの「’98写真[人間の街]プロジェクトPart.2」で発表後、全国の離島を撮り続ける。写真集に『シマノホホエミ』(情報センター出版局/2001年)、『島々』(リトルモア/2004年)、改訂版『シマノホホエミ』(フォイル/2008年)、『BREATHLESS』(フォイル/2012年)など。国内外で個展やグループ展を開催し、中国・平遥国際写真フェスティバルやParis Photoなど国際展にも参加。また、マガジンハウス『ku:nel』などの雑誌、広告、CM、映画など様々な分野で活動中。

展示に寄せて

はじめての写真展はガーディアン•ガーデンで選ばれた「シマノホホエミ」というポートレイトでした。それから16年、日本の島々やそこに住む人を撮り続けてきましたが、これまでの写真を見返すと、同じくらいたくさん撮っているのは料理でした。最近では雑誌やSNSでそれを見ない日はなく、僕のスマホのカメラロールにも料理の写真があふれています。写真になった料理を見てひとつわかったことは、料理の美味しさだけでなくその背景にある人やストーリーが撮りたいということです。それはポートレイトを撮る時に感じていることと同じでした。僕にとって料理写真はポートレイトなのです。

長野陽一