1. TOP
  2. 展覧会・イベント
  3. ERIC写真展「Eye of the Vortex/渦の眼」

展覧会・イベント

The Second Stage at GG ♯37

ERIC写真展「Eye of the Vortex/渦の眼」

  • 会期:2014.9.8 月 - 9.25 木
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜休館 入場無料 ※会期中は祝日も開館致します。

 ガーディアン・ガーデンでは、「The Second Stageat GG」シリーズ第37弾として、ERIC写真展「Eye of the Vortex/渦の眼」を開催します。本シリーズは、若手表現者を応援するガーディアン・ガーデンの公募展入選者の中から、各界で活躍する作家の、その後の活動を伝えるための展覧会です。
 ERICは、2002年にガーディアン・ガーデン主催の第19回『ひとつぼ展』において、香港で撮影されたスナップをまとめた作品「一日と永遠」でグランプリを受賞しました。その後、世界各地の人々を撮影した作品『everywhere』(東京ビジュアルアーツ)、自身のルーツである中国を捉えた『中国好運』(赤々舎)、『LOOK AT THIS PEOPLE』(赤々舎)を出版する等、勢力的に活動を行ってきました。

 本作「Eye of the Vortex」は2012年から2014年の約2年間、インドの各地で撮影された作品です。かつて死生観や神秘性において重要なメッセージを含む作品が数多くみられたインド。ERICはこの国を新たな視点で再構築するかのように観察し、これまでのインドとは違う風景を見出すべく、今までの6×7というスタイルから35㎜にカメラを持ち替え、この地を訪れます。その混沌とした世界の渦に呑み込まれないよう、自らを「群衆の目」と捉えて撮影した、大量のフィルムから浮かび上がる人々の姿には、カメラを前にした時の気取りのようなものはなく、むしろカメラに向かって見得を切るかのような強い視線が見る者に迫ります。さらに、自身のスナップに新たな変化を求めるように、今回ERICのレンズを通過するものは人物だけに留まりません。都市の中に潜む見たままの風景をストレートに撮影することで、その普遍的な営みが、好奇心あふれる眼差しによって鮮やかにフィルムに定着されています。ERICの作品に通底する、人や風景に対する飽くなき好奇心、スナップに対する真摯な試みを是非会場でご覧ください。

ERIC

1976年香港生まれ。 受賞:2009年第9回さがみはら写真新人奨励賞受賞「中国好運|GOOD LUCK CHINA」、2004年第2回ビジュアルアーツフォトアワード大賞受賞「everywher...

作家挨拶
インドではまず群衆に巻き込まれる。しかもこの群衆は、法の下の秩序ではなく、言わば、人の野性によって群れをなしている。そして、カーストを宿命として受容している。野性と宿命とが、群衆に顔をもたらす。個人を捉えるには、個人の目を以てすればよい。しかし群衆の相貌を捉えるには群衆の目が必要だった。渦巻く群衆の目の中心に、群衆の目で立ったとき、そこにインドが立ち現れて来た。

ERIC

主催 ガーディアン・ガーデン   
協力 株式会社赤々舎 株式会社西村カメラ 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社