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展覧会・イベント

次世代の若手写真家を発掘する

第8回写真「1_WALL」展

  • 会期:2013.3.25 月 - 4.18 木
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜休館 入場無料

ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第8回写真「1_WALL」展を開催します。ポートフォリオ審査による一次審査と一対一で審査員と対談をする二次審査を通過したファイナリスト6名が、一人一壁面を使って作品を展示するグループ展に挑みます。会期中の4月4日(木)には、グランプリを決定する公開最終審査が開催されます。一般見学者の目前でファイナリストによるプレゼンテーションが行われ、審査員による議論の後に、グランプリが決定します。受賞者には1年後の個展開催とパンフレット制作の権利が贈られます。
8回を迎える今回は、両親がいなくなった実家に住み続ける姉妹二人の、ありのままの部屋を捉えた作品、同じ写真だけを使うという制約の中で、繰り返し切っては組み合わせて記録した作品、幼少期の少年たちが抱える小さな罪悪感に目を向けた作品など、様々な作品が集まりました。
今回は一体誰がグランプリを獲得するのか、今後の写真界での活躍が期待されるのは誰なのか、ぜひ皆さんの目でお確かめください。

第8回写真「1_WALL」ファイナリスト6名
4月4日の公開最終審査会で、黑田菜月さんがグランプリに決定しました。

  • 荒木梨穂 Riho Araki

    「家」
    問題はない。今の生活、この家が、
    ただただ愛おしいと思って撮っている。
    長い年月の中、少しずつ変化していく我が家を、
    これからも大事に記録していきたい。

  • 宇田川直寛 Naohiro Utagawa

    「図」
    「私とはなにものか」という問いは、長い事私の頭にある。
    私は細分化し、循環論的にアプローチすることで
    その問いに近づきたいと思っている。

  • *グランプリ*
    黑田菜月 Natsuki Kuroda

    「水辺の子ども」
    自分と世界の関係を体感していた頃、
    なぜあんな思い込みをしたのか分からないことばかり。
    でもみんな、子どものときに起こした小さな事件を
    どこかに抱えながら生きている。

  • 福田晋也 Shinya Fukuda

    「A sign of repetition」
    写真によって失われた情報を、もう一度写真の中に表出させる。
    永遠に完結しない作業の反復に、断片的な視覚そのものを認識すること。

  • 松本明 Akira Matsumoto

    「RADAR」
    予知的事象探査とその精度について。

  • 涼市 Shantel Liao

    「まだ無名の風景」
    何よりも無知を恐れる私たち。名を与える行為から、物語が始まる。
    記憶は別として、感情だけで歴史を作れる。
    その曖昧さに惹かれた故、客観に命名される瞬間を見てみたい。

荒木梨穂

1980年生まれ。大阪芸術大学研究生修了。

宇田川直寛

1981年生まれ。2004年中央大学法学部法律学科卒業、同年高橋昌嗣に師事、 青山スタジオ勤務。現在フリー。

受賞:2013年キャノン写真新世紀佳作 佐内正史選、第8回写真「1_WALL」ファイナリスト、2012年第6回写真「1_WALL」審査員奨励賞秋山伸選

展示:2013年写真新世紀展/東京都写真美術館(東京)、SPACE CADET Actual Exhibition 2/ターナーギャラリー(東京)、第8回写真「1_WALL」展/ガーディアン・ガーデン(東京)、2012年SPACE CADET Actual Exhibition 1/ターナーギャラリー(東京)

出版:写真集「DAILY」(SPACE CADET)

黑田菜月

1988年生まれ。中央大学卒業。2011年中央大学総合政策学部卒業。2007~2011年早稲田大学写真部在籍。

受賞:2012年第8回写真「1_WALL」グランプリ受賞。

福田晋也

1986年北海道生まれ。 2013年第8回写真「1_WALL」入選。

松本明

1981年 生まれ。 東京都在住。 受賞: 2013年 第8回写真 「1_WALL 」ファイナリスト 2014年 キヤノン写真新世紀 佳作(清水穣) 2015年 TOKYO FRONTL...

涼市

1988年生まれ。

審査員(50音順、敬称略)

秋山伸(グラフィックデザイナー、パブリッシャー)
2000年schtucco設立。2008年edition.nord設立。写真集、アートブックを数多く手がける。2013年は、松江泰治・鈴木理策・中藤毅彦の写真集、大竹伸朗・中原浩大の展覧会カタログ、吉増剛増・川俣正のエディションが進行中。
鈴木理策(写真家)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。近著に『意識の流れ』(edition nord)、『海と山のあいだ』(amanasalto)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)、『White』(edition nord)、『TORII』(SUPER LABO)、『写真分離派宣言』(青幻舎・共著)等。
土田ヒロミ(写真家)
1939年福井県生まれ。主な作品に「俗神」(1976)、「ヒロシマ」(1985)、「砂を数える」(1990)、「BERLIN」(2011)など。2008年土門拳賞受賞。作品コレクションは東京都写真美術館、ニューヨーク近代美術館、パリ・ポンピドーセンターなど。
姫野希美(赤々舎代表取締役、ディレクター)
2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に150冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』などがある。2014年より東京工芸大学教授。
増田玲(東京国立近代美術館主任研究員)
1968年神戸市生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務。近年担当した主な展覧会に「ジョセフ・クーデルカ展」(2013年)、「奈良原一高 王国」(2014年)、「トーマス・ルフ展」(2016年) など。