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展覧会・イベント

写真界の次世代を担う若手を発掘する

第20回写真「1_WALL」展

  • 会期:2019.3.19 火 - 4.20 土
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.
  • 日曜・祝日休館 入場無料

ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第20回写真「1_WALL」展を開催します。本展は、ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト6名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展です。会期中の4月12日(金)には、一般見学者にも公開される最終審査会を開催します。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費20万円が贈られます。

日常の中で忘れたくない風景を写真に撮る石川清以子。東京の街で違和感を感じる瞬間を切り取る王露。神の存在への興味から長崎県生月島で隠れキリシタンの人々を撮影した紺田達也。性別や性とは何かを考えた作品をつくるシャンテル・リョウ。夜の住宅街の人工光をモノクロでとらえた野々山裕樹。自室で一日一作品をつくる平本成海。今回の「1_WALL」展は、以上6名によるグループ展示です。

平本成海 Narumi Hiramoto

  • 石川清以子 Seiko Ishikawa

  • 王露 Lu Wang

  • 紺田達也 Tatsuya Konda

  • シャンテル・リョウ Shantel Liao

  • 野々山裕樹 Hiroki Nonoyama

石川清以子 Seiko Ishikawa
1983年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。

「The Forgetting Curve」
私にとって写真を撮る行為は、忘却曲線をゆるやかに保つ手段となっています。

王露 Lu Wang
1989年生まれ。武蔵野美術大学映像学科写真コース在籍。

「The glitched」
見慣れた東京の日常的な風景には、気がつかないところにいつもと違った変化が生まれている。

紺田達也 Tatsuya Konda
1987年生まれ。大阪芸術大学大学院芸術研究科博士課程満期退学。

「if god」
神の存在を知る為に隠れキリシタンの信仰を続けている方達を被写体に選びました。その中で見えてきた彼らの今の記録。

シャンテル・リョウ Shantel Liao
1988年生まれ。 Spéos Paris Photography School 修了。

「人間_性」
性別って何? セックスって何? 普通って何?緊縛とサドマゾを撮り続けながら学んだことと、人間を撮り続けながら学んだこと。

野々山裕樹 Hiroki Nonoyama
1991年生まれ。学習院大学経済学部経済学科卒業。

「Sleeping land」
人工の光の中で、都市を見る。

平本成海  Narumi Hiramoto
1984年生まれ。

「H30N」
午前0時がやってくる。帰らなきゃ。

石川清以子

1983年 神奈川県生まれ 2006年 日本大学芸術学部卒業

王露

1989年 中国山西省生まれ 2012年 北京城市学院卒業 2014年 Travel Photographer of the Year, International Photography Awa...

紺田達也

1987年生まれ。 大阪芸術大学大学院芸術研究科博士課程満期退学。

シャンテル・リョウ

1988年生まれ。
Spéos Paris Photography School 修了。

野々山裕樹

1991年 東京生まれ 2013年 学習院大学経済学部経済学科卒業 2018年 個展 「Sleeping land」 Place M  東京 2019年 第20回写真「1_WALL」展 ガーディ...

平本成海

2017年よりグループ展などで作品を発表。第20回写真「1_WALL」グランプリ。近年、「PGI Summer Show 2019 "monoとtone"」(PGI | 東京)などの企画展に参加。

審査員(50音順、敬称略)

沢山遼(美術批評家)
1982年生まれ。2007年、武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了。2009年「レイバー・ワーク──カール・アンドレにおける制作の概念」で『美術手帖』第14回芸術評論募集第一席。武蔵野美術大学、首都大学東京等非常勤講師。論文や雑誌などへの寄稿多数。
鈴木理策(写真家)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。近著に『Water Mirror』(Case Publishing/日本芸術写真協会)、『SAKURA』(edition nord)、『Étude』(SUPER LABO)、『海と山のあいだ』(amanasalto)、『意識の流れ』(edition nord)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)等。
田中義久(グラフィックデザイナー/美術家)
1980年生まれ。主な仕事に東京都写真美術館をはじめとした文化施設のVI計画、ブックショップ「POST」、「The Tokyo Art Book Fair」などのアートディレクションや、アーティストの作品集制作も定期的に行なっている。飯田竜太(彫刻家)とのアーティストデュオ「Nerhol」としても活動。
姫野希美(赤々舎代表取締役 ディレクター)
2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に200冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43 回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある。2018年より大阪芸術大学教授。
増田玲(東京国立近代美術館主任研究員)
1968年神戸市生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務。担当した主な展覧会に「ジョセフ・クーデルカ展」(2013年)、「奈良原一高 王国」(2014年)、「トーマス・ルフ展」(2016年) など。

主催:ガーディアン・ガーデン