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展覧会・イベント

第6回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展


田中豪展「DISCO」

  • 会期:2013.1.15 火 - 1.31 木
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜休館 入場無料

田中豪は、曽我蕭白の絵と自分の落書きを組み合わせ、スクリーントーンを用いて人物を描いた作品「スタンド・アローン・コンプレックス」で、第6回グラフィック「1_WALL」のグランプリを獲得しました。均一なサイズで描かれた様々な姿形をした人物たちを、シール紙に印刷して壁に貼り付けるという方法で展示し、「この展示方法のチープさには好感が持て、可能性を感じる」「実は完成度が高い作品。細かなところまで神経が行き届いている。」と審査員に評価され、満票を獲得しました。

今回の個展では新しい人物たちが数多く登場します。日々、映画や音楽など様々なことからインスピレーションを受け、感じたままにペンを走らせる田中。一見チープに見える人物像も、影響を受けた登場人物や印象に残ったイメージを、スクリーントーンの選び方や、人物の表情、服装などに丁寧に置き換え、表現していきます。「自分が受けとったドキドキした感覚を、描いた人物を介して、人と共有できたら」と田中は言います。
そして今回のグランプリ受賞者個展では、会場を展覧会のタイトルでもある「DISCO(ディスコ)」に見立てて人物を配置し、樹木や花の写る背景画像と重ね合わせて展示します。今までの作品とは異なり、背景と組み合わさることで人物たちに場所と時間が加わります。個展のために書き下ろされた新しい人物たちは、「DISCO」という空間の中で一体どんなドキドキする感覚を私たちに与えるのか、ぜひ会場でご覧ください。

田中豪

1983年生まれ。

展示によせて
危うい存在、”スタンド・アローン・コンプレックス”シリーズの人物たちを
“DISCO”という題名で、ガーディアン・ガーデンという場所にパッケージしました。
今回の展示は”DISCO”という言葉の持つ、刹那的な昂揚や悲哀を、危うさを持った人物たちを通して室内空間に表現します。
危うい人物たちの新しい展開や”DISCO”的な空間をみなさんに体験して頂けたら幸いです。

審査員より
日本古来の妖怪絵巻につらなる土着の想像力と、「キャラクター」をめぐる同時代のリアリティ。そのあいだでふるえる描線から産み落とされた異形のものたち。それらは、どこからやってきて、どこへいくのだろう。本展覧会はグラフィック・イメージの向こうに田中豪が「描き当て」てしまった世界についての最初の報告書といえるだろう。

室賀清徳(『アイデア』編集長)

第6回グラフィック「1_WALL」展
2012年2月27日~3月22日開催
公開最終審査会 2012年3月9日(金)
以下の審査員により、田中豪さんがグランプリに選出されました。
[審査員]
大塚いちお(イラストレーター・アートディレクター)
菊地敦己(アートディレクター)
佐野研二郎(アートディレクター)
高井薫(アートディレクター)
室賀清徳(『アイデア』編集長)
※五十音順、敬称略
第6回グラフィック「1_WALL」展の情報はこちら