The Second Stage at GG #46 松本美枝子写真展「ここがどこだか、知っている。」の関連イベントとして、トークイベント「写真が物語れることとは何か」を開催します。
松本は、写真やテキスト、時には音などを用いて、リサーチにより掘り起こした人々の記憶をもとに、作品を制作しています。写真表現における「語り」の可能性について、東京国立近代美術館主任研究員の増田玲さんを迎え、写真史的な視点を交え、お話しいただきます。
参加無料・要予約
増田玲 (東京国立近代美術館主任研究員)
1968年神戸市生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務。近年担当した主な展覧会に「ジョセフ・クーデルカ展」(2013年)、「奈良原一高 王国」(2014年)、「トーマス・ルフ展」(2016年) など。
松本美枝子 (写真家)
1974年茨城県生まれ。1998年実践女子大学文学部美学美術史学科卒業。2005年写真集『生あたたかい言葉で』(新風舎)で平間至写真賞受賞。生と死や、日常をテーマに写真とテキストにより作品を発表。主な展覧会に個展「クリテリオム68 松本美枝子」(2006年水戸芸術館)、「森英恵と仲間たち」(2010年表参道ハナヱモリビル)、「影像2013」(2013年世田谷美術館区民ギャラリー)、「原点を、永遠に。」(2014年東京都写真美術館)など。このほか、2014年中房総国際芸術祭・いちはら×アートミックス、鳥取藝住祭、2016年茨城県北芸術祭、2017年Saga Dish & Craftに参加。2017年7月より「Reborn-Art Festival 2017」(石巻)に参加。主な著書に写真詩集『生きる』(共著・谷川俊太郎、ナナロク社)。