美術、ファッション、建築など多岐にわたる分野でアートディレクターとして活躍される菊地敦己さんをお迎えし、千賀健史との対談を行います。社会問題を取り扱いながらも、事実をただ写すことだけが問題に迫る方法ではないと考え、新しいドキュメンタリーのかたちを模索する千賀。より問題の本質を伝えるためにときに架空のストーリーを織り交ぜながら、事実を再構成し、作品を制作しています。本イベントでは、制作においてどのようにコンセプトを設定するか、そしてそれを表現するためにどのような構造をとるかについて、デザインと写真、二つの視点からお話しいただきます。
参加無料・要予約
*満席になりましたので予約は締め切らせていただきました。
菊地敦己 (アートディレクター)
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻科中退。2000年ブルーマーク設立、2011年より個人事務所。ブランド計画、ロゴデザイン、サイン計画、エディトリアルデザインなどを手掛ける。とくに美術、ファッション、建築に関わる仕事が多い。また、「BOOK PEAK」を主宰し、アートブックの企画・出版を行う。
千賀健史
1982年滋賀県生まれ。大阪大学卒業。
卒業後ファッションフォトグラファーのアシスタントとして上京、その後様々なワークショップを受けドキュメンタリーの手法による作品作りに取り組む。
受賞
2014年 APAアワード写真作品部門入選
2016年 Tokyo International Foto Awards Book:Documentary部門 Bronze
2016年 Life Framer “HUMANS OF THE WORLD” ショートリスト選出
2016年 清里ヤングポートフォリオ2016 4点収蔵
2017年 第16回写真「1_WALL」グランプリ
2017年 Kassel Dummy Award “happn” , “Bird, Night, and then” ショートリスト選出