2009年に「1_WALL」からキャリアをスタートした横田大輔は、本展においてこれまでにない素材や手法を取り入れ、コンセプトの面でも新しい局面に移行しているといえます。
今回の制作プロセスはどのようなものだったのでしょうか。また、その根底にある興味や問題意識はいかなるものでしょうか。
フランス思想、ジョルジュ・バタイユ研究者の大池惣太郎氏をゲストにお迎えし、対話を通じて言語化を試みます。
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大池惣太郎
1982年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」特任助教。法政大学ほか非常勤講師。専門は20世紀フランス思想・文学、表象文化論。主な共著にCahiers Bataille, n° 4(éditions les cahiers, 2019)、主な共訳書にホルヘ・センプルン『人間の仕事—フッサール、ブロック、オーウェルと抵抗のモラル』(未來社、2015年)など。
横田大輔
1983年埼玉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。2010年、第2回写真「1_WALL」グランプリ受賞。Unseen Photo Fair にてOUTSET|UNSEEN Exhibition Fund を受賞(2013)。Photo LondonにてJohn Kobal Residency Awardを受賞(2015)、Foam Paul Huf Awardを受賞(2016)。
これまでに『MATTER/BURN OUT』『VERTIGO』『垂乳根』などを始めとする数多くの写真集を発行。主な個展に、Foam写真美術館での「Site/Cloud」(2014)および「Matter」(2017)、グループ展に「コラムプロジェクト トランスディメンション-イメージの未来系」(あいちトリエンナーレ2016)、「SHAPE OF LIGHT」(テート・モダン、2018)、「Painting the Night」(ポンピドゥ・センター・メス、2018-2019)など。
2016 年、写真家の北川浩司、宇田川直寛とともに「Spew」を結成し、ZINE の制作や音楽パフォーマンスなど幅広い活動を行う。