1st ラ・サプリメント・ビバ


「ラ・サプリメント・ビバ」
稽古場レポート

「トップバッター」

タイトルの「トップバッター」は、ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバルのトップバッターという事でつけました。
もちろんトップバッターらしく勢いでガンガンいきます! 走って走って走りまくります!
そしてフェスティバル全体の盛り上がりに貢献できればと願ってます。
最初だから「早番」てタイトルでもよかったけど、勢いないし、走ったりしたらダメだからやめました。
作品としては今回もサンプリングしたセリフを編集して、おもしろい感じに仕上げたいと思います。
今までやってきた手法に加え新たな音の使い方をして、骨太な作品をお見せいたします。
いまいちピンとこないと思われますが、音のことを活字で説明するのは不可能なので、ラ・サプリメント・ビバの音を使ったコント、
ぜひこの機会に劇場で。個性的な出演者と共にお待ちしております。



1997年、石井進(現・主宰)がバイト先の友人、熊谷匡規と共に音楽ユニットとして結成。東京音頭をテクノやハウス風にアレンジして、
よりダンスミュージックにしたり。1年間の活動で3回のライブを行う(TBSホール等)。 翌年、石井が演劇活動、熊谷が就職活動の為、解散。
2003年、石井が演劇ユニットとしてラ・サプリメント・ビバの名前を借りて活動開始。演劇に音楽ユニット時代のネタを取り入れたことが好評だった事から、
音を使ったコントをメインに。 2004年、第3回公演「100点マウンテン」、第4回公演「ブルドーザー愛好会」にてサンプラーコントを確立させる。


●作・演出/石井進 ●出演/石本真一朗(やまびこトリオ) 遠藤友美賀(play unit−fullfull)カオティックコスモス(はえぎわ) 鈴真紀史(はえぎわ) 
露口健介 中澤功(サモ・アリナンズ) 成川了右 芳賀晶(カノン工務店) 宮本彩香 森啓一郎(東京タンバリン) 八尾ポップ(ボーダビッチ) 
山下純(こどもとあそぶ) 石井進(ラ・サプリメント・ビバ) 
●照明/関塚千鶴(ライオンパーマ) ●音響/みづのかえる ●舞台美術/泉真 ●演出助手/松村泰宏 ●制作/鈴木光恵 畔上千春 ●企画・制作/ラ・サプリメント・ビバ


公演日程  
2月18日(金)00:00/19:30  
2月19日(土)15:00/19:30   
2月20日(日)14:00/18:00
チケット 前売券2,000円(日時指定・自由席) 当日券2,200円

お問い合わせ 090-6652-3365(石井)
E-mail lasupple14@yahoo.co.jp lasupple@t.vodafone.ne.jp
http://www.h4.dion.ne.jp/~lasupple/



猫ニャーとか毛皮族とかシベリア少女鉄道とか、もうここ何年も若手劇団を見てきて思い浮かぶのは「遊び倒す演劇」という言葉です。
ラ・サプリメント・ビバもそう。既成の映画やテレビドラマのセリフをサンプリングしてリミックス、
それに動作を当てはめてナンセンスな笑いを炸裂させる、いわばクラブ芸。だけど、ふと根本的な問題を考えさせられるのです。
これって演劇!? あれ、そもそも演劇って何だったっけ!? って。
堤広志(演劇・舞踊ジャーナリスト)