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展覧会・イベント

タイムトンネルシリーズVol.19

タイムトンネル:細谷巖アートディレクション1954→

  • 会期:2004.5.10 月 - 6.4 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.(水曜日は8:30p.m.まで) 土曜・日曜・祝祭日休館 入場無料

タイムトンネルシリーズは、第一線で活躍しているクリエイターの若き日にスポットをあてる展覧会です。19回目を迎える今回は、アートディレクター・細谷巖氏にお願いしました。 細谷氏は、神奈川工業高等学校工芸図案科を卒業後、ライトパブリシテイ入社2年目にして、日宣美(日本宣伝美術会)で特選、さらに翌年も特選を連続受賞。19歳の若きデザイナーの登場は、業界の注目を集めました。イラストレーションやパターンを使ったグラフィカルな作品の多かった当時から、アメリカンデザインの影響を受け、アートディレクターとして、写真とタイポグラフィによるモダンな広告作品を作り続けてきた細谷氏。「広告は企業や商品の抱えている課題を整理すれば答えは見つかるもの」という、ストレートでシンプルなコミュニケーションをデザインに美しく定着させ、時代とともに数々の名作を残してきました。
本展では、細谷氏のアートディレクションの魅力と、デビュー当時から現在にいたるまでの約50年を、二会場にわたってご紹介します。クリエイションギャラリーG8では、高校時代のスケッチブックから、日宣美受賞作品(1955、1956年)、ヤマハオートバイ(1961年)、「男は黙ってサッポロビール」(1970年)、毎日新聞社「さようなら、人類。」(1971年)など、1970年代前半までの仕事をご紹介します。ガーディアン・ガーデンでは、キヤノン「…ing」(1977年)、パイオニア「ロンサムカーボーイ」(1978~81年)、キユーピーマヨネーズ(1978年~)、「ブレーン」誌(1999年~)など1970年代後半から現在までの作品を展示します。

細谷巖

1935年神奈川県生まれ。1954年神奈川工業高等学校工芸図案科卒。同年ライトパブリシテイ入社。 現在取締役社長。ADC会長。JAGDA会員。毎日広告デザイン賞審査員。日宣美展特選、 日宣美展会員賞・共同制作、ADC金賞・銀賞、ADC会員最高賞、毎日産業デザイン賞、朝日広告最高賞、 日本宣伝賞・山名賞ほか受賞多数。紫綬褒章受章。主な展覧会に、グラフィックデザイン展「ペルソナ」(1965年)、 細谷巖アートディレクション展(1988年)ほか。作品集に『イメージの翼・細谷巖アートディレクション』(1974年)、 『イメージの翼2 GAN HOSOYA ART DIRECTION』(1988年)がある。

展示内容
第1会場(クリエイションギャラリーG8)
高校時代のスケッチブックから、日宣美受賞作品(1955、1956年)、ヤマハオートバイ(1961年)、「男は黙ってサッポロビール」(1970年)、毎日新聞社「さようなら、人類。」(1971年)など、1970年代前半までの仕事をご紹介します。

第2会場(ガーディアン・ガーデン)
キヤノン「…ing」(1977年)、パイオニア「ロンサムカーボーイ」(1978~81年)、キユーピーマヨネーズ(1978年~)、「ブレーン」誌(1999年~)など1970年代後半から現在までの作品を展示します。

細谷巖 インタビュー小冊子
今回の展覧会開催にあたり、幼少時代から現在にいたるまで、 またアートディレクションやデザインに対する思いなど語っていただきました。
A5サイズ モノクロ約60ページ 500円

イメージの翼2
GAN HOSOYA ART DIRECTION
特別限定販売中!
4500円(税込)+送料500円(一律)

主催
クリエイションギャラリーG8
ガーディアン・ガーデン

※小冊子をご購入の皆さまへ 訂正のご案内
小冊子をお買いあげいただき、ありがとうございます。
本書の内容で、取材後に誤りがあったことがわかりましたので、訂正させていただきます。

P39およびP58:(細谷巖氏の社長就任年について)
1977年・42歳
正: 1976年・40歳

P50: 僕は一年長く社長をやっていることになるんです。
正:僕は二年長く社長をやっていることになるんです。

P51: 『ブレーン』の名前を宣伝会議社が買って、それからデザイン、コピー、CMの本になったんです。
正: 『ブレーン』の発行を(株)宣伝会議が引き受け、それを機にデザイン、コピー、CMなどのクリエイティブ中心の専門誌にリニューアルしたんです。

P51 :そしたら、編集部はたった二人でやってて
正: そしたら、当時、編集部員は少人数だから