1920年の設立以来、世界のグラフィックデザイン界をリードしてきたThe Art Directors Club（通称ニューヨークADC）。79回目を迎えるこのニューヨークADC展は、長年各国のデザイン・広告関係者の注目を集め、今日に至っています。
今回も1999年度に制作・発表された作品を対象に、アメリカを含む53カ国から15,900点の応募があり、621点が入選、年鑑に掲載されます。そのうち金賞受賞は25点、銀賞は64点。日本の主な受賞作としては、平林奈緒美氏の化粧品「FSP」ポスター、米村浩氏・後智仁氏の「AXN／アクションTV」キャンペーン広告、西克徳氏の「ブラフマン1999」ポスター、中島英樹氏の『CUT』誌があり、いずれも金賞を受賞しています。
これらの作品は、ニューヨークADCギャラリーで展示公開されたのち、日本へ空輸されてきました。
当ギャラリーでは、ニューヨークADCの協力を得て、入賞作品を中心に展示いたします。