TOKYO ILLUSTRATORS SOCIETY PRESENTS PART2
「GINZA・銀座・ギンザ」展に続き、TISの会員でもあった山下勇三氏(2008年1月逝去)、毛利彰氏(2008年4月逝去)を偲んでの作品展を開催いたします。2週にわたって、お二人の代表作、近作を展示し、これまでの仕事を振り返る機会になればと思います。また、会期中にはお二人を偲ぶ会を開催いたします。どうぞご来場ください。
PREV
NEXT
毛利彰 Akira Mori
1935年鳥取生まれ。54年鳥取県立鳥取西高校卒業。在学中は美術部に属し、3年生時に油彩で「一水会展」に入選。卒業後上京、阿佐ヶ谷美術研究所に学ぶが経済的理由により中断、55年鳥取大丸宣伝部に入社。57年に再度上京、新宿伊勢丹宣伝部に入社、ファッションイラストレーションを担当する。59年に伊勢丹の宣伝広告制作を手がけるスタヂオ・ユニに入社、毛利のイラストレーションが伊勢丹の顔となり、以後独立する71年まで看板イラストレーターとして活躍。71年フリーに、ブックカバー、肖像画、小説挿絵、映画ポスター、広告など多方面で活躍。59年日宣美賞特選、61年ADC銀賞、90年曾野綾子さんの新聞小説挿絵で講談社出版文化賞さし絵賞受賞。91年徳間書店より、作品集「毛利彰イラストレーション」刊行。2008年4月9日、呼吸不全のため故郷鳥取で逝去、享年73歳。