東京オリンピックのポスターやグッドデザインマーク、NTTのシンボルマークなどのデザインを手がけた亀倉雄策氏(1915-1997)は、日本のグラフィックデザイン史を築きあげたパイオニアであり、世界が注目するデザイナーとして、82年の生涯の幕を閉じるまで、常にトップを走り続けました。
本展は、亀倉氏が集めた国内外のデザイン、アート、写真、建築など、1万冊の作品集・書籍の中から数百点を公開した、2010年の「Library」展以来、二度目の一般公開となります。氏の幅広い興味と交友関係を垣間見ることができる蔵書は、いまでは手に入れることが難しい大変貴重なものばかり。さらに今回は、「+10人のミニ本棚」と題して、10人のクリエイターがおすすめのビジュアルブックを5冊ずつ紹介、コメントを添えて展示いたします。
亀倉氏と10人が選んだ本の数々を、どうぞ会場で手にとってご覧ください。
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展示内容
亀倉雄策氏が収集した国内外のデザイン、アート、写真、建築1万冊の蔵書の中から数百点を展示。あわせて10人のクリエイターがおすすめのビジュアルブックを5冊ずつ紹介します。
※ご覧になる際には白手袋の着用をお願いしています。一部閲覧できない書籍もあります。
10人のミニ本棚
安西水丸 大橋歩 葛西薫 セミトランスペアレント・デザイン 仲條正義
服部一成 フィリップ・ワイズベッカー ポスタルコ 箭内道彦 山崎博
出版
新装版「デザイン随想 離陸 着陸」 亀倉雄策著
1972年に出版されたエッセイ集が、新装版として刊行されます。
A5変型判/ソフトカバー/416ページ予定/新装版のための解説付き/
2012年10月刊行予定/美術出版社刊