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展覧会・イベント

タイムトンネルシリーズ Vol.6

和田誠「時間旅行」

  • 会期:1997.10.13 月 - 11.7 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.(最終日は4:00p.m.まで) 土曜・日曜・祝日休館 入場無料

第一線で活躍する作家たちのデビューまでの足跡をたどり、その発想や表現の 原点を探ろうという「タイムトンネルシリーズ」。第6回目はイラストレーター、 グラフィックデザイナー、映画監督、作曲家、と実に多彩な才能をもつ和田誠 氏にお願いしました。表紙イラストレーションやデザインを中心に2会場で同 時開催いたします。
ガーディアン・ガーデンでは、多摩美術大学に学び、ライト・パブリシティでプロのグラフィックデザイナー、イラストレーターとして仕事をはじめるまで、4歳からの20年間を振り返ります。
クリエイションギャラリーG8では、20年間にわたり「週刊文春」の表紙を飾ったイラストレーションと、『お楽しみはこれからだ』全7巻のイラストレーションを、約300点一挙にご紹介いたします。

和田誠

1936年生まれ。1959年多摩美術大学図案科卒業後、ライト・パブリシティ入社。多摩美術大学在学中に日宣美賞受賞、1964年短編アニメーション「殺人」を制作、毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞、1965年雑誌「話の特集」にADとして 参加。1968年よりフリーとなり、1968年「週刊サンケイ」表紙の似顔絵担当、 1974年似顔絵集『PEOPLE』で講談社出版文化賞(ブックデザイン部門)受賞、 1977年「週刊文春」表紙イラストとデザインを担当、現在に至る。 1971年講談社出版文化賞(さしえ部門)、1972年著書『ビギン・ザ・ビギン』で角川書店 日本ノンフィクション賞、1974年監督映画「麻雀放浪記」で報知映画賞新人賞 など、1979年監督映画「快盗ルビイ」でブルーリボン賞、1993年著書『銀座界隈ドキドキの日々』で講談社エッセイ賞、1994年幅広い活動が認められて菊池寛賞受賞。 著書に『デザイン街路図』(昭文社)、『お楽しみはこれからだ』 (全7巻、文藝春秋)、『倫敦巴里』(話の特集)、『和田誠百貨店』(美術出版)など多数。

主催
クリエイションギャラリーG8 ガーディアン・ガーデン

タイムトンネルシリーズ小冊子
この小冊子は、タイムトンネルシリーズの展覧会開催にあわせて制作したもので、学生時代の習作やデビュー当時の作品など、今となってはほとんど日の目を見ない作品に秘められた、作家の創作の本質ともいうべき発想の原点をさぐり、作家の全体像をご紹介するものです。