ガーディアン・ガーデンでは、2002年1月に新しい企画展シリーズ「The Second Stage」をスタートさせましたが、このたび、同シリーズ第7弾を開催する運びとなりました。当ギャラリーは、若手表現者に「表現の場」と「機会」を提供しようと、主に公募展を中心に活動を続けております。 11年目を迎える『ひとつぼ展』の入選者488名の中からは、グランプリを取った取らないにかかわらず、すでに各界で活躍を始めた若手クリエイターも 数多く出ています。この企画展はそうした『ひとつぼ展』の卒業生たちの、その後の様子を伝えるための展覧会です。
第7弾として紹介するイラストレーターのラジカル鈴木は、 第8回グラフィックアート『ひとつぼ展』(1996年)に入選しました。その後、1999年国立科学博物館「大顔展」のメインビジュアルを担当し、 画面から大きくはみ出した女の子の顔のアップで、彼の存在を人々に印象づけました。通り一遍になりがちなコンピュータグラフィクスによる キャラクターですが、ラジカルの手により生き生きとした表情を与えられ、画面いっぱいに迫ってきます。今回は、表情豊かなキャラクターたちの イラストレーションや、手描き作品などを展示する予定です。