1. TOP
  2. 展覧会・イベント
  3. 宇野亜喜良展「われに五月を」

展覧会・イベント

タイムトンネルシリーズVOL.17

宇野亜喜良展「われに五月を」

  • 会期:2003.5.6 火 - 5.30 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.(水曜日は8:30p.m.まで) 土曜・日曜・祝祭日休館 入場無料

デザイン隆盛期の60年代、70年代に独特のメタモルフォセスのイラストレーションでグラフィックデザイナーとしてデビューし、今もなお、第一線のイラストレーターとして走り続ける宇野亜喜良。
近年の宇野氏の描く女性や天使、それをとりまく花や樹や動物は、緻密な描写力に裏付けられた繊細で柔らかな線で描かれながらも、妖艶で不思議な雰囲気を発散し、見る側に強く迫ってきます。
タイムトンネルシリーズ17回目は、仕事としてのイラストレーションはもちろん、オリジナル作品でも積極的な自己表現を行い、絵本、立体、舞台美術と様々な表現方法に挑戦し続ける宇野氏を、デビュー当時から現在にいたるまで、二会場でご紹介します。
ガーディアン・ガーデンでは、少年時代のスケッチに始まり、日宣美会員賞受賞作品などの繊細で幻想的な線画のイラストレーション、そして日本デザインセンター、スタジオ・イルフィルを経てフリーランスになる頃までのグラフィックデザイナーとしての仕事、60年代後半以降の演劇ポスター、また80年代後半以降の個展出品作品などを展示いたします。
クリエイションギャラリーG8では、新たな舞台を創作するという設定で、戯曲・舞台美術・衣装・ポスター・プログラムなどを制作します。これらの要素は、氏が芸術監督を手掛ける「ダンス・エレマン」の公演で10月に実現される予定になっています。その他に、過去に手掛けてきた舞台美術や衣装、公演写真等も展示し、多くの作品分野の中から演劇を中心にご紹介しようと考えています。
「展覧会ではメディアを通して感じられるものとは異なる風合いを出し、現場でしか見ることができない感覚、空間を作りたい」と語る宇野氏の、数多くの展覧会で常に観客を魅了してきた空間設計と演出力に御注目ください。

宇野亜喜良

1934年名古屋生まれ。'52年名古屋市立工芸高等学校図案科卒業。'55年カルピス食品工業の広告課に入社。'56年日宣美展で特選、東京会員となる。'57年カルピス食品工業を退社。'60年日本デザインセンター設立とともに入社。日宣美展で会員賞受賞。'64年横尾忠則、原田維夫と共にスタジ オ・イルフィル設立。'65年解散し、スタジオRe設立。主にMax Factorの広告を担当。「グラフィックデザイン展ペルソナ」に参加。'66年よりフリーに。'66年東京イラストレーターズクラブ賞、'82年講談社出版文化賞挿絵賞、'89年サンリオ美術賞、'92年第6回赤い鳥挿絵賞ほか受賞。「宇野亜喜良展」(東急百貨店)、「ル・シネマ・ドゥ・パルコ」(渋谷 パルコ)、「OH! CEZANNE」(スペース・ユイ)、「嬉遊曲」(新宿伊勢丹)、「挿絵展」(名古屋C・スクエア)、「宇野亜喜良展」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)等、個展多数開催。主な出版物に『宇野亜喜良マスカレード』(美術出版社)、『ル・シネマ』(マガジンハウス)、『宇野亜喜良の世界』(立風書房)、絵本『あのこ』(理論社)、『王さまのねこ』(文化出版局)、『あかるい箱』(マガジンハウス)など。'03年5月『踊りたいけど踊れない』(アートン)出版予定。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。'99年紫綬褒章受章。

展示内容
第1会場(ガーディアン・ガーデン)
少年時代から近年までの約50年間のダイジェストを、原画と印刷物でご紹介いたします。高校時代の風景スケッチやヌードデッサン、日宣美会員賞受賞作品などの線画のイラストレーション、グラフィックデザイナーとして手がけた60年代のMax Factorの新聞広告、60年代後半の寺山修司率いる天井桟敷などの演劇ポスター、80年代後半以降、年に2?3回開催している個展出品作品、子供向けの絵本やその原画、また書籍の装画などを展示。

第2会場(クリエイションギャラリーG8)
宇野氏の多くの仕事の中から演劇分野を中心とした作品を展示します。
新たな舞台を創作するという設定で、戯曲・舞台美術・衣装・ポスター・プログラムなどを制作していただきます。また、これらの要素を使って、氏が芸術監督を務める「ダンス・エレマン」の公演が10月に行われる予定ですので、通常間近で見ることのできない舞台美術作品を公演に先駆けてご覧いただけることになります。

宇野亜喜良インタビュー小冊子
今回の展覧会開催にあたり、宇野氏の幼少時代から現在にいたるまで、またイラストレーションに対する思いなどを語っていただきました。
A5サイズ モノクロ 64ページ 500円

主 催
クリエイションギャラリーG8 ガーディアン・ガーデン