『ひとつぼ展』は、ガーディアン・ガーデンでの個展開催を最終目標とした公募展で、グラフィックアート部門と写真部門で構成されています。
そして1998年9月から10月にかけて開催された、第10回『ひとつぼ展』では、甲賀正彦さん(グラフィックアート部門)、宮下マキさん(写真部門)の2人が、グランプリを受賞し、一年の制作期間を経て今回の個展開催にいたりました。
グラフィックアートの甲賀正彦は、聖書の中から引用した言葉をもとにイメージをふくらませ、文字と人の形を重ね合わせたレリーフを展開します。
1992年の第1回『ひとつぼ展』からほとんど毎回応募し、ようやく第10回にして獲得したグランプリ受賞者個展なだけに、これまでの情熱を爆発させました。