第25回写真『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展
ガーディアン・ガーデンでは、2006年9月25日から、助田徹臣展(写真)を開催いたします。2005年10月に開催された第25回『ひとつぼ展』(公募展)において、写真部門でグランプリを受賞し、一年の制作期間を経て今回の個展開催にいたりました。
写真部門の助田徹臣は、シャッターを押す衝動は、過去の記憶からきているといいます。これまでの記憶の蓄積が、撮りたいものへと繋がっていく。そこからタイトルを「メイドインバイバイ」とつけています。人の中にもともと流れている記憶(愛情、感動)を伝えたい、そんな気持ちで撮っている写真です。押し付けることなく、じんわりと観る人の奥深くにある記憶に訴えかけてきます。
PREV
NEXT
展示内容
花火や人物を被写体に、記憶の中にある愛情、感動を伝えようとしたカラー作品。
主に1200×1400㎜に大きくプリントした作品数点と全紙サイズの作品約10点を中心に展示。
展示によせて
レンズを向けるが、僕はその先に見える他のものを見ている。対象を何に変えたとしても、先のものとの空間は変わることなく、白く伸びている。距離は縮まらない。僕はこのまま死にたくない。 - 助田徹臣 –
第25回写真『ひとつぼ展』
2005年10月11日(火)〜10月27日(木)開催
公開二次審査会 2005年10月13日(木)以下の審査員により選出されました。
飯沢耕太郎(写真評論家)
後藤繁雄(編集者/クリエイティブ・ディレクター)
小林紀晴(写真家)
宮本隆司(写真家)
大迫修三(クリエイションギャラリーG8)
※五十音順、敬称略