『ひとつぼ展』は、ガーディアン・ガーデンでの個展開催を最終目標とした公募展です。作品をクリアブック1冊にまとめ、応募、一次審査を通過した10名の出品者が、各自一坪(1.82m×1.82m)のスペースの中で作品を構成、発表します。展覧会会期中にはこの出品 作品をもとに、出品者と審査員が直接対話をし、グランプリを決定する公開二次審査会を開催します。グランプリ獲得者には一年間の制作期間の後、個展開催の権利が与えられます。
全国各地の学生、写真家、会社員など、幅広い層のたくさんの方々から応募がありました。写真で自己を表現しようとする若者はどんどん増え続けています。今回は再度力をつけて挑戦してきた応募者が全体のレベルを底上げしていたように感じました。
その中から一次審査を通過した10名の作品は、テーマ、手法こそ違うものの、とことん撮り続けるひたむきな姿勢がストレートに伝わってくる作品ばかりです。この10名が、第15回写真『ひとつぼ展』に出品します。今回も前回に引き続き、ゲスト審査員として、写真家の石内都氏、佐藤時啓氏に参加していただきました。
1974 神奈川県生まれ。
1995 東京綜合写真専門学校卒業。
個展:
2014 “孔雀のいる村” 銀座フォト・プロムナード 東京
2013 “piece” FOIL GALL...
1972年東京都出身。東京造形大学デザイン学科卒。スタジオ勤務の後フリー。 第15回写真『ひとつぼ展』入賞。現在は音楽専門誌などが中心。
松本美枝子
1974年茨城県生まれ。1998年実践女子大学文学部美学美術史学科卒業。 2005年写真集『生あたたかい言葉で』(新風舎)で平間至写真賞受賞。生と死や、日常をテーマに写真とテキストにより作品を発表。主な展覧会に個展「クリテリオム68 松本美枝子」(2006年水戸芸術館)、「森英恵と仲間たち」(2010年表参道ハナヱモリビル)、「影像2013」(2013年世田谷美術館区民ギャラリー)、「原点を、永遠に。」(2014年東京都写真美術館)など。このほか、2014年中房総国際芸術祭、いちはら×アートミックス、烏取藝住祭、2016年茨城県北芸術祭、2017年Saga Dish & Craftに参加。2017年7月より「Reborn-Art Festival 2017」(石巻)に参加。主な箸書に写真詩集『生きる』(共著・谷川俊太郎、ナナロク社)。
1974年 長野県生まれ
2000年 武蔵野美術大学卒業
主な個展:
2004年「海の底をのぞく」(ホワイトキューブKYOTO/京都)
2006年「Stone Deaf」(ギャラリーみるめ...
審査員
青葉益輝(アートディレクター)
浅葉克己(アートディレクター)
飯沢耕太郎(写真評論家)
石内都(写真家)
佐藤時啓(写真家)
平木収(写真評論家)
大迫修三(クリエイションギャラリーG8)
※五十音順、敬称略