ポートフォリオによる一次審査を通過した出品者10名が、それぞれ一坪(1.82m×1.82m)のスペースの中で作品を構成し、発表する『ひとつぼ展』。二次審査会でグランプリに選ばれると、1年後にガーディアン・ガーデンで個展を開催する権利が贈られます。これまでには野口里佳、蜷川実花など、現在活躍中の若手写真家たちが、グランプリに選ばれています。
2月開催のグラフィックアート部門に続き、3月15日(月)からは第22回写真『ひとつぼ展』が開催されます。閉ざされた大学という特殊な空間を、内からの視点で追った作品、日々の仏事や父の死など、若手僧侶を6年間追い続けた作品、典型的な観光地で繰り広げられるほほえましい光景を、デジタルカメラならではの軽やかな視点でとらえた作品などが展示されます。銀塩(ケミカル)からデジタルまで様々な手法が選択できるなか、自分なりの表現に挑むパワーをあふれる若手作家の作品を、是非会場でご覧ください。
グランプリを決定する二次審査会は、会期中の3月17日(水)に開催されます。一般入場者の目前で出品作家によるプレゼンテーションが行われ、下記の5名の審査員の熱い議論が闘わされた後、グランプリ1名が決定いたします。
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審査員
葛西薫(アートディレクター)
金村修(写真家)
小林のりお(写真家)
平木収(写真評論家)
大迫修三 (クリエイションギャラリーG8)
※50音順、敬称略