The Second Stage at GG #23
ガーディアン・ガーデンでは、「The Second Stage at GG」シリーズ展第23弾を開催する運びとなりました。このシリーズは『ひとつぼ展』を中心に、ガーディアン・ガーデンで展覧会を開催した作家の、その後の様子を伝える展覧会です。1990年に設立されたガーディアン・ガーデンも18年目を迎え、数多くのクリエイターの発表の場となってきました。そして、その卒業生達が、すでに各界で活躍を始めています。そうしたガーディアン・ガーデンの展覧会をステップアップにがんばっているクリエイターを紹介する展覧会です。
第23弾は、集英社文庫「ナツイチ」キャンペーンなどで注目を集めるアートディレクターの居山浩二をご紹介します。本展では、文字の“部首”や“へん”を解体し、モビールのようにつり下げることで、文字の持つ意味を再検証する試みを展開します。また、そのモビールを様々な風景とともに撮影したポスターも展示予定です。普段平面に閉じこめられた文字を立体空間に解き放つことで、文字の世界はどのような広がりを見せるのか。意外にも居山にとって今回が初めての個展となります。どうぞご期待下さい。
展覧会によせて
長い歳月をかけ、
造形と機能を極めてきた文字。
そこにはある意味「デザイン」の
目指すべき理想があるように思います。
今回は文字を解体し、そのエレメントを
様々な視点から眺めてみます。
文字のある風景、空間の中に身をおくことで
あらためて文字やデザインについて
捉え直してみたいのです。
居山浩二
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主催:ガーディアン・ガーデン