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展覧会・イベント

タイムトンネルシリーズ Vol.12

写真家・操上和美

  • 会期:2000.10.30 月 - 11.24 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.(水曜は8:30p.m.まで) 土曜・日曜・祝日休館 入場無料●第1部 ※上記の会期は第1部のもの※第1部のみ二会場同時開催●第2部 2000年1月15日(月)〜2月8日(木)ガーディアン・ガーデン 11:00a.m.-7:00p.m. 土曜・日曜・祝日休館 入場無料

「タイムトンネルシリーズ」は、第一線で活躍するクリエイターの若き日にスポットを当てる展覧会です。ガーディアン・ガーデンでご紹介する、学生時代の習作やデビュー当時の作品など、今となってはほとんど日の目を見ない作品には、作家の創作の本質ともいうべき発想の原点、表現手法を理解する上でのヒントがたくさん隠れていると思います。また、クリエイションギャラリーG8との共同開催によって、現在の作品と対比させながら、作家の全体像をご紹介しています。
今回お願いした操上和美氏は、広告写真家として活動すると同時に、フィルムディレクターとして多くのコマーシャルフィルムを手掛けるなど、常に広告界のトップを走り続けています。今回は、デビュー当時の作品を振り返りながら、広告作品の底流に流れる操上和美本来の写真表現に迫ります。

ガーディアン・ガーデンでは、会期を2回に分け、第1部は東京綜合写真専門学校在学中の習作(1960年)に始まり、広告界へのデビュー作品「VAN」広告写真(1971年)、初めての個展「SKY CAMEL」出品作品(1975年)ほか、コマーシャルフィルム作品も含め、70年代の作品を中心にご紹介します(第2部は80年代を展示予定)。

クリエイションギャラリーG8では、「人間の顔は絶景である」と考えるポートレート作品をまとめてご紹介します。雑誌『SWITCH』掲載作品(90年代)を中心に、オリジナルプリント約150点を展示します。

操上和美

1936年北海道生まれ。1961年東京綜合写真専門学校卒業後、『住まいと暮らしの画報』編集部入社。1962年セントラルスタジオに入社し、杉木直也氏に師事。1965年退社後、フリーランスとなる。1969...

第1部/第1会場:クリエイションギャラリーG8の展示内容
『SWITCH』掲載のポートレート作品(90年代)を中心に、オリジナルプリント約150点を展示いたします。
第1部/第2会場:ガーディアン・ガーデンの展示内容
・学生時代の習作(1960年/24歳)
・「車は死んだ」『アサヒカメラ』掲載 (1970年/34歳)
・広告界へのデビュー作品 VAN「ブルードット」(1971年/35歳)
・初めての個展出品作品「SKY CAMEL」 (1975年/39歳)
・コマーシャルフィルム作品(1970年代)ほか、70年代の広告「ラングラーギャルズ」、「SONY ジャッカル」などを展示予定。
※作品は、広告物ではなく写真作品として展示します。

第2部/ガーディアン・ガーデンの展示内容
個展「華景色」(1980年)資生堂「タクティクス」広告(1980年〜)TDK「まだ拍手が聞こえる」シリーズ (1982年〜)『鳩よ!』掲載作品 (1983年)写真集『泳ぐ人』 (1984年)個展「陽と骨」 (1984年)写真集『HARA MUSEUM OF CONTEMPORARY ART』 (1985年)天神コア広告(1987年〜)『deja-vu』掲載作品(1990年〜)コマーシャルフィルム作品(1980年代)ブリヂストン「レグノ」TV-CM他。
その他三陽商会広告など、第2部では、 80年代の広告、個展出品作品、TV-CM作品を、計170点ご紹介します。

タイムトンネルシリーズ小冊子
この小冊子は、タイムトンネルシリーズの展覧会開催にあわせて制作したもので、学生時代の習作やデビュー当時の作品など、今となってはほとんど日の目を見ない作品に秘められた、作家の創作の本質ともいうべき発想の原点をさぐり、作家の全体像をご紹介するものです。
これまで語られることのなかった操上氏の、幼少時代から現在にいたるまでの歩みをたどる、12時間のロングインタビュー。
体裁:天地210×左右148mm モノクロ約60ページ
価格:500円(消費税込み、送料別)

主催
クリエイションギャラリーG8 ガーディアン・ガーデン

協力
富士写真フイルム株式会社 株式会社写真弘社