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展覧会・イベント

タイムトンネルシリーズ Vol. 14

柳沢信「写真に帰る」展

  • 会期:2001.10.29 月 - 11.22 木
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.(水曜日は 8:30p.m.まで) 土曜・日曜・祝日休館 入場無料

ガーディアン・ガーデンとクリエイションギャラリーG8では、10月29日(月)からタイムトンネルシリーズVol.14 『柳沢信「写真に帰る」』展を開催いたします。このシリーズは、第一線で活躍している写真家、クリエイターの若き日にスポットをあてる展覧会です。14回目を迎える今回は、 写真家・柳沢信氏をご紹介します。 氏は、1958年にミノルタのPR誌『ロッコール』にて、当時のモダンな若者の気分を写真で表した「題名のない青春」で華々しくデビューしました。 その後、1961年に結核を患い約2年間の療養生活をおくった後は、時代の流行に左右されずに、旅の中から見つけた光景を純粋にカメラにおさめた風景写真で注目されてきました。 今回の展覧会では、モデルを使ったデビュー当時の作品を始め、その後の「二つの町の対話」、「竜飛」、「都市の軌跡」、「片隅の光景」、「瀬戸内海紀行」、「イタリア」など 旅の光景の数々をご紹介します。「写真」が急速に身近になり、90年代に台頭した若い女性たちの写真や、 現代美術の分野からアプローチしたものなど、写真に対する価値観も多岐に渡り始めています。そんな現代において、40年来変わらぬスタンスで写真に取り組む氏の作品群を通じて、写真の「写す」という原点に立ち返り、改めて純粋に「写真を撮ることの 喜び」、「見ることの楽しみ」を感じていただけたらと思います。

柳沢信

1936年東京・向島生まれ。東京写真短期大学卒業。1957年桑沢デザイン研究所を中退、以後フリー。1958年ミノルタのPR誌『ロッコール』で「題名のない青春」を発表しデビュー。1961年結核を患 い約2年間の療養生活をおくる。復活後、『カメラ毎日』に掲載された「二つの町の対話」、「竜飛」で1967年日本写真批評家協会新人賞受賞。以後、「新日本紀行」シリーズ(1968年・『カメラ毎日』連載)、「片隅の光景」(1972年・『アサヒカメラ』連載)など旅の風景写真を撮り続ける。1993年イタリアへの撮影旅行から帰国後、喉頭癌と食道癌が発見され、手術により声を失う。主な写真集に『都市の軌跡』(1979年・朝日ソノラマ)、『北陸紀行』(1981年・集英社)、『写真・柳沢信』(1990年・書肆山田)など。個展に「都市の軌跡1965〜70」(1979年・オリンパスギャラリー)、「写真・イタリア・柳沢信」(1994年・コニカプラザ)など。現在、逗子在住。

主催
クリエイションギャラリーG8 ガーディアン・ガーデン

展示内容
・ デビュー作「題名のない青春」『ロッコール』掲載作品(1958年 22歳)
・「デスティネ舞踏団の踊子」『日本カメラ』掲載作品(1959年 23歳)
・ グループ展「ADLIB 3」(立木義浩、笠貫節と開催)の出品作品(1959年 23歳)
・「北風」『カメラ毎日』掲載作品(1965年 29歳)
・「二つの町の対話」『カメラ毎日』掲載作品(1966年 30歳)
・「竜飛」『カメラ毎日』掲載作品(1967年 31歳)
・「新日本紀行」『カメラ毎日』連載作品(1968年 32歳)
・「瀬戸内海紀行」『アサヒカメラ』掲載作品(1971年 35歳)
・「片隅の光景」『アサヒカメラ』連載作品(1972年 36歳)
・写真集『都市の軌跡1965ー70』(1979年 43歳)
・個展「写真・イタリア・柳沢信」出品作品(1994年 58歳)
ほか、約150点展示予定

タイムトンネルシリーズ小冊子
今回の展覧会開催にあたり、柳沢氏の幼少時代から現在にいたるまで、写真に対する思いなどをまとめました。また、カメラ雑誌掲載作品約400点を掲載しています。
体裁:天地210×左右148mm 約64ページ 500円(消費税込み)