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展覧会・イベント

タイムトンネルシリーズVol.31

奥村靫正展「第2回奥村祭り」

  • 会期:2013.5.7 火 - 5.31 金
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

タイムトンネルシリーズは、第一線で活躍するクリエイターのデビュー当時の作品にスポットをあて、その発想や表現方法の原点を探る展覧会です。
31回目の今回は、アートディレクター・グラフィックデザイナーの奥村靫正氏にお願いしました。
1970年代初め、WORKSHOP MU!!のメンバーとして、眞鍋立彦氏と中山泰氏とともに、はっぴいえんどやサディスティック・ミカ・バンドなど、日本のロックミュージックの黎明期のレコードジャケットを数々手がけた奥村氏。その後、YMOのレコード、ポスター、映像、ステージ、CMなどのアートディレクションを担当、鮮烈なビジュアルを次々に送り出し、日本の音楽シーンに多大なる影響を与えました。1989年からは、いち早くコンピュータを駆使したグラフィック表現による実験的な作品、そして幼少期から学んだ日本画の画力を活かした作品など、その手法やアプローチは多様ながら、幼い頃から培った審美眼とアーティスティックなデザイン表現は、唯一無二の存在といえます。近年では、篠山紀信氏の写真集『ATOKATA』ブックデザインや、細密な線画による「ヒロシマ・アピールズ 2012」ポスター制作など、新たなアプローチを続ける奥村氏。
タイトルの「奥村祭り」は、独立後、1982年に初めてADC賞を受賞した氏を祝う会の名前から。それから31年を経て開催する2回目の「奥村祭り」は、二会場にわたって、デビュー当時から現在まで、奥村デザインの魅力に迫る展覧会です。

奥村靫正

1947年愛知県生まれ。幼少より、日本画(四条派)を学ぶ。1968年桑沢デザイン研究所卒。1970年WORKSHOP MU!!の設立に参加、日本のロックミュージックの数々のレコードアルバムのデザインに携わる(はっぴいえんど、サディスティック・ミカ・バンド、大滝詠一他)。1979年ザ・ステューディオ・トウキョウ・ジャパン設立、Yellow Magic Orchestraのアートディレクターとして、レコード、アルバム、ポスター、映像、ステージ、コマーシャルなどを手がけ注目される。それ以後、山下達郎、佐野元春、ムーンライダーズ、加藤和彦、チェッカーズ等のアートディレクションを担当。1982年からADC賞を4回受賞。キリン、サントリー、西友他多くの広告に携わる。ブックデザインでは林真理子、村上龍、中沢新一などの書籍を数多く手がける。1989年日本で初のPCによるグラフィック作品を制作。2003年グッドデザイン賞金賞、2005年伝承浮世絵版画「東京美人の内・柳橋」発表。2007年NY「The One Show」 デザイン部門金賞、など受賞多数。近年では、2009年福岡伸一『動的平衡』、2011年篠山紀信写真集『ATOKATA』のブックデザイン、2012年に「ヒロシマ・アピールズ 2012」のポスターがある。女子美術大学教授。東京ADC会員、JAGDA会員、東京TDC会員。

主催
クリエイションギャラリーG8 ガーディアン・ガーデン

展示内容   
奥村氏のデビュー当時から現在に至るまでを二会場にわたりご紹介します。

[第一会場] クリエイションギャラリーG8
新作、近作を含めたポスターと、ムーンライダーズ、YMO、チェッカーズなど音楽関係の仕事からレコードジャケットや書籍、ステージデザインの模型などを展示します。

[第二会場] ガーディアン・ガーデン
書籍や雑誌、プロダクト、広告など、これまで手がけたグラフィックデザインを一堂に集め、氏の多彩な表現と手法をご紹介します。あわせて印刷物の原画や版下も展示します。

奥村靫正インタビュー小冊子    
今回の展覧会開催にあたり、幼少時代から現在にいたるまで、また、デザインに対する思いなど語っていただきました。 A5サイズ モノクロ約60ページ 500円