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展覧会・イベント

写真界の次世代を担う若手を発掘する

第3回写真「1_WALL」展一次審査(ポートフォリオ審査)と二次審査(ポートフォリオレビュー審査)を通過した6名による最終プレゼン。グランプリは誰の手に?

  • 会期:2010.9.21 火 - 10.14 木
  • 時間:12:00p.m.-7:00p.m.(水曜のみ8:30p.m.まで) 日曜・祝日休館 入場無料

ガーディアン・ガーデンでは、一次審査(ポートフォリオ審査)と二次審査(ポートフォリオレビュー)を通過した6名が、個展開催の権利をかけて作品を発表する第3回写真「1_WALL」展を開催します。また会期中の10月1日(金)には、グランプリを決定する最終審査を公開で行います。一般見学者の目前でファイナリストによるプレゼンテーションが行われ、審査員による論議の後、グランプリが決まります。受賞者には1年後の個展開催と作品パンフレット制作の権利が送られます。

「1_WALL」は『ひとつぼ展』をリニューアルし2009年からスタートした公募展で、今回で3回を迎えます。グランプリまでの3度にわたる審査では、応募者の実力や今後の可能性がジャッジされます。応募者にとっては何度も審査を経るため、表現者としての本気度をより問われる公募展です。今回ファイナリストに選ばれた6名は、それぞれのオリジナリティを追求したアプローチで写真と対峙し、真摯に作品を制作している表現者たちです。この中から誰がグランプリを獲得するのか、ぜひ皆さんの目でお確かめください。

第3回写真「1_WALL」ファイナリスト6名

  • 天野祐子 Yuko Amano

    「around a pond」
    ここは特別な場所ではないけれど何でもあって、
    おたまじゃくしが空を飛び、虫が鳥になる。
    水が空を写すと、記憶の中にもうひとつの空ができる。
    全部同じではないかと思う。

  • いしかわみちこ Michiko Ishikawa

    「A」
    時間にしたらたった5分の出来事が、
    自分の中に大きな”なにか”として残った。
    それはわたしの意思とは裏腹に、
    わたしの中で増殖する。
    今、それと向かい合わなきゃいけないと思った。

  • 伊藤哲郎 Tetsuro Ito

    「僕の郊外」
    些細な出来事が写った写真は、
    ありふれた風景を見直すきっかけになります。
    そういう視線で長らく過ごしてきた郊外を
    見つめ直すような作品にしたいです。

  • 神崎雄三 Yuzo Kanzaki

    「ive」
    暗闇に光を放とう。
    光は感覚を追い闇は情と偏見を消す。
    ただ、耳に響くノイズと無垢が流れるだけでいい。

  • 金瑞姫 Mizuki Kin *グランプリ*

    「Lights」
    人々の部屋を“光を見るための箱”として捉え、
    無事件のまま過ぎていく日常に
    光がたちあげる尊い存在を感じる時間を、
    永遠のものとして定着させるためにこの作品を作りました。

  • 山野浩司 Koji Yamano

    「ルール」
    積まれたペットボトルのキャップの反復です。
    一見無意味なものに対して、思う事は十人十色です。

天野祐子

1985年生まれ。武蔵野美術大学大学院デザイン専攻写真コース修了。 主な個展: 2013年「unknown|renown」(G/P gallery, 東京)、 グループ展・イベントに、201...

いしかわみちこ

1986年生まれ。武蔵野美術大学大学院デザイン専攻写真コース修了。 主な展示: 2014年「武蔵野美術大学助手展2014」(武蔵野美術大学美術館・図書館,東京)、2013年「NICE TO M...

伊藤哲郎

1981年生まれ。武蔵野美術大学卒業。

神崎雄三

1984年生まれ。立命館大学理工学部機械工学科卒業。

金瑞姫

1987年東京生まれ。2010年多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース卒業。現在、東京藝術大学大学院に在学。

山野浩司

1982年生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。代官山スタジオ入社。現在、間仲宇氏に師事。

審査員(50音順、敬称略)

金村修(写真家)
写真家1964 年東京都生まれ。 1992年、東京綜合写真専門学校在校中にオランダ・ロッテルダム写真ビエンナーレに招聘される。 1997年、日本写真家協会新人賞、第13回東川町国際写真フェスティバル新人作家賞、2000 年、第19回土門拳賞を受賞。 写真集に『Spider’s Strategy』『In-between 12 金村修 ドイツ、フィンランド』『German Suplex』ほか、著書に『漸進快楽写真家』がある。
鈴木理策(写真家)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。近著に『意識の流れ』(edition nord)、『海と山のあいだ』(amanasalto)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)、『White』(edition nord)、『TORII』(SUPER LABO)、『写真分離派宣言』(青幻舎・共著)等。
鳥原学(写真研究者)
町口覚(アートディレクター、パブリッシャー)
デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。2005年に写真集レーベル「M」を立ち上げ、写真集販売会社「bookshop M」を設立。2008年より世界最大級の写真の祭典「PARIS PHOTO」に出展しつづける等、独自の姿勢でものづくりに取り組み、世界を視野に〝日本の写真集の可能性〟を追求している。
光田ゆり(美術評論家)
美術館学芸員。京都大学文学部卒業。著書『高松次郎 言葉ともの ―日本の現代美術1961-72』(水声社)を刊行。ほかに『写真、芸術との界面に』(青弓社、日本写真協会賞)、『野島康三写真集』(赤々舎)、『大辻清司 出会いとコラボレーション』(共著、フィルムアート社)などがある。