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展覧会・イベント

グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する

第24回グラフィック「1_WALL」展

  • 会期:2021.10.1 金 - 11.2 火
  • 時間:11:00a.m.-7:00p.m.
  • 日曜休館 入場無料

    *新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、予定していた会期2021年8月18日(水)〜9月22日(水)と9月9日(木)開催の公開最終審査会は延期し、2021年10月1日(金)〜11月2日(火)に開催いたします。公開最終審査会の開催日は決定次第webサイトにてご案内いたします。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。(2021/8/4 更新)

    *10.21 木は公開審査会収録のため、ギャラリーの開館は5:30p.m.までとなりますのでご了承ください。

    *ギャラリー入口で体温測定、手指消毒、マスク着用のご協力をお願いします。ご来場者様同士の社会的距離2mを確保いただき、37.5℃以上の発熱、咳・咽頭痛、全身倦怠感などの症状がある方は来場をお控えください。来場者多数の場合は入場制限を行うことがあります。

ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第24回グラフィック「1_WALL」展を開催します。ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト5名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展です。会期中の10月21日(木)には、一般見学者にも公開される最終審査会を開催します。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られます。

テラコッタなどの立体造形やドローイングで人の気配を表現した柿坪満実子。架空の人物と自身の2人の作品を通したコミュニケーションを試みる佐川梢恵、森野真琴。ユニークな形を追求してコンクリートや木材、土などでインスタレーション作品を制作する髙橋美乃里。日々変わりゆくことに寂寥感を覚え平面や立体作品、映像で表現する松浦知子。アルファベットをテーマに静と動の3D表現を探る汪駸。以上5名によるグループ展です。

佐川梢恵、森野真琴 Kozue Sagawa,Makoto Morino

  • 柿坪満実子 Mamiko Kakitsubo

  • 髙橋美乃里 Minori Takahashi

  • 松浦知子 Tomoko Matsuura

  • 汪駸 Wang Qin

柿坪満実子 Mamiko Kakitsubo
1993年生まれ。東京藝術大学大学院彫刻専攻在籍。

「someday somewhere」
もう此処にはいない誰かを思うときに、景色や物を辿ることでその人とまた会うことができる。いつかどこかで見た景色や日常のものに宿る人の気配。不確かで曖昧な人の肖像。

佐川梢恵、森野真琴 Kozue Sagawa,Makoto Morino
1997年生まれ。女子美術大学ヴィジュアルデザイン専攻卒業。

「REM」
森野真琴は架空の人物である。コミュニケーション不全をいつもどこかに感じながら、コミュニケーション未満の行為を試みる。私、佐川梢恵は森野真琴、あなたに試みる。

髙橋美乃里  Minori Takahashi
1994年生まれ。多摩美術大学油画専攻卒業。

「Fossils of shelves」
『物の形が変わること』をテーマに制作している。遺跡のように時間経過で物の形が変わることや、日常的に使っている物の利便性が失われた時の形に最近は特に興味がある。

松浦知子 Tomoko Matsuura
1992年生まれ。アトリエe.f.t.所属。

「それはたしか」
私は日々生きていて、ひゃ~っと色んなことを感じたりしています。そんな感じたことたちをなるべく純度高めで表現したいなあ!と思って作品を作っています。

汪駸  Wang Qin
1990年生まれ。多摩美術大学大学院博士後期課程グラフィックデザイン領域在籍。

「A-Z」
遊び心を持ちながら、日常に見るものや想像するものと文字の形を組み合わせ、自分らしい文字のあり方を探った。平面と動画、2Dと3D、有機と無機、アルファベットの面白さが蘇る。

柿坪満実子

1993 東京都 生まれ 2021 東京藝術大学美術研究科彫刻専攻 在籍 個展 2021 「nobody」 galerie H、東京    「sign」 galleryBLUE 3143、...

佐川梢恵、森野真琴

1997年生まれ。 女子美術大学デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻卒業。 第24回グラフィック「1_WALL」グランプリ。 ドローイング展「ゆきどけ」(2022年/新宿眼科画廊)、ドロー...

髙橋美乃里

1994年生まれ。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。

松浦知子

1992年生まれ。大阪堺市出身。 大阪芸術大学美術学科卒業。 アトリエe.f.t.勤務。 第24回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト。 主な個展に「わかりあえない」(2018年/大阪)...

汪駸

1990年中国生まれ 2016年来日留学 2018年4月ー2020年3月  多摩美術大学  グラフィックデザイン修士研究科  澤田泰廣研究室に所属 2020年4月ー現在に至る  多摩...

審査員(50音順、敬称略)

上西祐理(アートディレクター、グラフィックデザイナー)
1987年生まれ。東京都出身。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、同年電通入社。2021年独立。今までの仕事に、世界卓球2015 ポスター / テレビ東京、Laforet GRAN BAZAR 2019 SUMMER / Laforet など。趣味は旅と雪山登山。旅は42カ国達成。
田中良治(ウェブ・デザイナー)
1975年三重県生まれ。2003年にセミトランスペアレント・デザイン設立。主な活動に『tFont/fTime』(YCAM)、『光るグラフィック展1, 2』(クリエイションギャラリーG8)の企画、『退屈展』(ggg)がある。
長崎訓子(イラストレーター)
1970年東京生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業後イラストレーターとして書籍の装画や挿絵、映画に関するエッセイ、漫画の執筆など多方面で活動中。装画に『武士道シックスティーン』『億男』など。女子美術大学ヴィジュアルデザイン専攻准教授。
服部一成(グラフィックデザイナー)
1964年東京生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。ライトパブリシティを経てフリーランス。おもな仕事に、雑誌『流行通信』『here and there』『真夜中』、エルメス「夢のかたち」「petit hのオブジェたち」のアートディレクション、弘前れんが倉庫美術館のVI計画など。
室賀清徳(編集者)
1975年新潟生まれ。グラフィック社編集部。グラフィックデザイン、タイポグラフィ、視覚文化についての編集、執筆、教育活動を行う。「The Graphic Design Review」(JAGDA)編集長。前『アイデア』編集長。画:北村みなみ

主催:ガーディアン・ガーデン