東京国立近代美術館研究員の桝田倫広さんをお迎えしたトークイベントを開催します。
デジタル化が進み画面上にしか存在しない文字が増え続け、書籍としての本の意味が変わりつつあると同時に、技術革新により3Dプリンタ等が開発されたことによって、彫刻のあり方自体も変化しています。
その環境の中で、物質としての本と向き合い彫刻的視点で作品化することや、今回の展示について、アーティストとキュレーターという異なる立場のお二人が対話をします。
参加無料・要予約
お電話(03-5568-8818)又はメール(gginfo@waku-2.com)にて、
メールの場合は件名に「9/15トークイベント予約について」とご記入いただき、
ご希望の方全員のお名前(カナ)をお知らせください。
※定員になり次第、受付を終了いたします。
桝田倫広
1982年東京都生まれ。東京国立近代美術館研究員。早稲田大学非常勤講師。早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻美術史学コース博士後期課程単位取得退学。2010年10月より現職。「実験場1950s」(東京国立近代美術館、以下同、副担当、2012-13年)、「フランシス・ベーコン展」(副担当、2013年)、「あなたの肖像―工藤哲巳回顧展」(東京での主担当、2013-14年)、「高松次郎ミステリーズ」(共同キュレーション、2014-15年)、「No Museum, No Life?—これからの美術館事典」(共同キュレーション、2015年)などにかかわってきた。
飯田竜太
1981年静岡県生まれ。2014年東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了。2004年第22回グラフィック『ひとつぼ展』グランプリ。2015年より日本大学藝術学部美術学科彫刻コース常勤講師。2007年グラフィックデザイナー田中義久とアートユニットNerhol(ネルホル)を結成。Foam Photography Museum(2015年/アムステルダム)での個展、Festival Images(2014年/スイス)に参加など国際的に活動。2016年5月には金沢21世紀美術館にて個展「Nerhol Promenade/プロムナード」を開催。