第23回写真「1_WALL」審査員
小原真史(キュレーター/映像作家)
1978年愛知県生まれ。IZU PHOTO MUSEUM研究員として富士幻景展、荒木経惟展、宮崎学展、増山たづ子展などを担当後、フリー。監督作に「カメラになった男−−写真家中平卓馬」。重森弘淹写真評論賞、日本写真協会賞学芸賞などを受賞。東京藝術大学・東京工芸大学・多摩美術大学非常勤講師。
高橋朗(PGIギャラリーディレクター)
平木収氏に師事。在学中、東川町国際写真フェスティバルにボランティアとして参加。2003年から2010年まで同フェスティバル現場制作指導/アシスタントディレクターを務める。1998年からPGIにて写真の保存・展示業務に携わる。現在PGIのディレクターとして展覧会の企画運営を担当。
田中義久(グラフィックデザイナー/美術家)
1980年生まれ。主な仕事に東京都写真美術館をはじめとした文化施設のVI計画、ブックショップ「POST」、「The Tokyo Art Book Fair」などのアートディレクションや、アーティストの作品集制作も定期的に行なっている。飯田竜太(彫刻家)とのアーティストデュオ「Nerhol」としても活動。
津田直(写真家)
1976年神戸生まれ。世界を旅し、ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている。主な個展に、『SMOKE LINE-風の河を辿って』(資生堂ギャラリー、2008)、『エリナスの森』(三菱地所アルティアム、2018)など。2010年、芸術選奨新人賞美術部門受賞。大阪芸術大学客員教授。
野口里佳(写真家)
1971年生まれ。さいたま市出身。那覇市在住。1994年日本大学芸術学部写真学科卒業。大学在学中より写真作品の制作を始め、以来国内外で展覧会を中心に活動。現代美術の国際展にも数多く参加している。近年の展覧会に「ふたつのまどか」DIC川村記念美術館(2020)などがある。